研究課題/領域番号 |
20H04051
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中井 隆介 京都大学, 人と社会の未来研究院, 特定准教授 (10576234)
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研究分担者 |
柳澤 邦昭 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (10722332)
浅野 孝平 大阪総合保育大学, 児童保育学部, 教授 (50713319)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2023年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2020年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 顎口腔機能 / MRI / 画像処理 / 顎口腔機能低下 / リハビリ / MRI / 顎関節 / 脳 / 脳機能 / リハビリテーション |
研究開始時の研究の概要 |
高齢者社会を迎える本邦において、如何に健康寿命の延伸及び生活の質(QOL)の向上を実現するかが重要な課題となっている。その中で顎口腔機能は、運動機能や認知機能に加え心理的側面にも大きく影響を与えることが示されているが、その治療法は確立されていない。そこで本研究では、個々人の診断と治療への助言を同時に可能とするMRIを用いた顎口腔機能のリハビリを支援するシステムの開発を目指す。
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研究成果の概要 |
磁気共鳴断層撮影装置(MRI装置)を用いて、顎顔面領域および脳を撮像するプロトコルを最適化し、撮像プログラムを構築し、さらに、撮像した画像に対し、自動データ処理を行い、有効なパラメータを計測するプログラムを開発した。開発したMR撮像法およびデータ処理法を用いて顎顔面領域および脳データについて分析を行った結果、下顎周辺の状態と症状および脳の変化との関連性を見出した。本研究は、今後のリハビリ支援研究の発展に寄与する可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顎口腔機能が悪化することは、運動機能や認知機能にも大きく悪影響を与えることが示されている。本研究では、本問題のリハビリに役立つMRIデータを用いた要因に関する分析やデータ処理等システムを開発することを目的とした。結果として要因間の関係性やデータを高速に処理可能なシステムおよびリハビリに有用な情報を得た。本研究の成果は、将来的には、顎口腔機能低下のメカニズムの解明やリハビリ支援領域の発展に役立つと考えている。
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