研究課題/領域番号 |
20H04113
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
岡 浩一朗 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00318817)
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研究分担者 |
石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (10548697)
柴田 愛 筑波大学, 体育系, 准教授 (30454119)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2022年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2021年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 座位行動 / 健康影響 / プレゼンティズム / 決定要因 / 時間行動学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、就労者を対象に、座位行動パターンの実態(日内・週内変動、経年変化のパターン、就業時間内外の場面別座位行動等)を明らかにし、心身の健康度(腰痛・頸部痛、心血管代謝リスク等)ならびに労働関連指標(アブセンティズム、労働生産性等)への影響を明らかにする。また、オフィスデザインや職場近隣の建造環境、労働規範、他者とのコミュニケーション方法といった職場内・外の社会環境、自宅近隣の建造環境に着目し、座位行動の決定要因を特定する。以上の成果に基づき、デスクワーカーの座りすぎを解消させるための包括的な介入プログラムを開発し、頑健な研究デザインにより効果を検討する。
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研究成果の概要 |
本研究では、就労者を対象として客観的・主観的に評価した座位行動パターンと心血管代謝バイオマーカーや運動器慢性疼痛、抑うつ、睡眠の質などの健康指標、さらにはプレゼンティズムやワーク・エンゲイジメントといった労働指標との関連を明らかにした。また、座りすぎの関連要因として、オフィスデザインや近隣建造環境、ソーシャルキャピタルといった物理的環境および社会的環境に注目した検討も行った。これらの研究成果を基に、デスクワーカーの座りすぎを解消させる介入プログラムに用いるツール(自助マニュアル、スマホアプリ、スタンディングデスクなど)の開発を試み、実際の就労場面での利用可能性について検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、これまで十分に分かっていなかった就労者の座位行動パターン、特に日内変動や週内変動などが明らかになった点、それらの座位行動パターンと健康指標のみならず、労働指標との関連や、座りすぎを誘発するオフィスレイアウト等を明らかにした点が挙げられる。また、これらの研究成果に基づき、デスクワーカーの座りすぎを解消させる介入プログラムに用いる自助マニュアル、スマホアプリといったツールを開発するとともに、スタンディングデスクの利用可能性について検討できた点は、健康経営の一環としてデスクワーカーの座りすぎ対策の普及に向けた取り組みの展開に有効活用できるため社会的意義も大きい。
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