研究課題/領域番号 |
20H04166
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60050:ソフトウェア関連
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
肥後 芳樹 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 教授 (70452414)
|
研究分担者 |
丸山 勝久 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (30330012)
松本 真佑 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 助教 (90583948)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2023年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
|
キーワード | 欠陥限局 / 自動プログラム修正 / ソースコード解析 / テスト自動生成 / プログラム解析 / テストケース選択 / テストケース重み付け / テストケース生成 / テスト生成 |
研究開始時の研究の概要 |
自動プログラム修正において利用可能な高精度の欠陥限局技術の開発が本研究の目的である.本研究は以下の2つのサブテーマからなる. A: 与えられたテストが欠陥限局を行うにあたりどの程度十分かを計測する技術を開発する.この技術を既存のテスト自動生成技術と組み合わせることで,欠陥限局を行うのに必要十分なテストケースを得ることができる. B: プログラム内のデータの流れを考慮した欠陥限局手法技術を開発する.この技術を利用することで,さらに高精度で欠陥限局できることが期待される.
|
研究成果の概要 |
本研究課題では,自動プログラム修正技術との親和性が高い欠陥限局技術を開発すべく,研究に取り組んだ.具体的には,「テストケースの自動生成による欠陥限局精度の向上」,「テストケースの重み付けによる欠陥限局精度の向上」,「対象プログラムと欠陥限局技術との親和性を定量的に評価する仕組みの考案」,および「例外処理を検査するテストと欠陥限局精度の関係調査」について取り組んだ.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
発生したバグを完全に自動で修正する自動プログラム修正技術が注目を集めているが,現在の技術レベルでは修正可能なバグは少なく,この技術を実システムで利用するのは現実的ではない.本研究では,自動プログラム修正技術の中で利用する欠陥限局技術に注目し,その高精度化を行った.本研究成果を用いることにより,自動プログラム修正技術の精度向上や高速化もある程度達成されるため,自動プログラム修正技術を実用的な技術として高める一助になる.
|