研究課題/領域番号 |
20H04223
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
|
研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
小泉 直也 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (80742981)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2020年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
|
キーワード | 空中像 / 反射特性 / 光沢 / 反射 / インタラクション / ヒューマンインタフェース |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、空中像表示技術の一つとして、環境反射型空中像を提案し、その設計に必要となる物理特性・心理特性及び設計技術に取り組み、本手法を確立する。具体的には、環境反射型空中像を設計するにあたって、どういった光沢反射素材を使用すると、どのような明るさ・解像度の空中像を表示することができるのかを評価する。
|
研究成果の概要 |
本研究では、環境反射空中像の設計のために向けて、その設計手法を開発する。具体的には、環境反射型空中像を設計するにあたって、どういった反射光沢素材を使用すると、どのような明るさ・ボケ具合の空中像を表示することができるのか、その像はどの程度見やすいものなのかを設計できるようにする。反射面の光学特性を用いて、空中像のぼけの表現に関して3つ、輝度の計算に関して1つの手法に取り組み、検証した。その結果、ぼけ方を表す線広がり関数から異方性の無い広がり方を示すPSFに類する関するを得て環境反射型空中像のぼけを表現することや、反射面の特性の1つである光沢度から計算して輝度を推定することに成功した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、環境反射型空中像の設計のためのツールを作るための輝度検討をする仮定で、環境反射型空中像の解像度や輝度の限界を確認し、どこまでできるかを示した点である。さらに社会的意義は、空中像システムの社会実装の課題の一つである設計のしにくさに関する問題に取り組み、特にボケの再現手法を具体的なソフトウェアとして完成させたことである。
|