研究課題/領域番号 |
20H04401
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西前 出 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (80346098)
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研究分担者 |
淺野 悟史 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (10747869)
時任 美乃理 京都大学, 地球環境学堂, 特定助教 (20824220)
山下 良平 石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (40515871)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2022年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 地域資源利用 / 地域実装 / 地域活性化 / 社会実装 / 地域資源管理 |
研究開始時の研究の概要 |
自然災害による農業被害に対し,外部からの資本導入や新たなインフラ整備等,これまで 主流であった対策や復旧のあり方を見直し,その地域に元々ある資源を最大限かつ持続的に活用し,それらの最適利用を通じて提唱する「新たな農業生産システム」を実践する事を目的としている。 対象地域は,海外はインドネシア・マレーシア・インド・モロッコを,国内では愛媛県西条市と滋賀県甲賀市の農村地域としている。また,国内では災害レジリアンスに直結する過疎の問題も取り扱い,地域活性化のアクションリサーチも並行して実施し,地域の底上げを図る。
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研究成果の概要 |
対象地域を国内外に設定して,その土地に元々ある「地域資源」を最大限に用いて,自然災害に強く資金効率の高い「農業生産システム」を理論構築・実践することを目指した。現地調査で得た地域情報と2次データ(主に地図データ)を元に解析を行い,都市の影響を受けてきた農村地域の土地利用の状況を科学的に解明し,持続的な生業の在り方と共に,将来の地域計画を提言した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
都市域の発展と共に,脆弱性の高い農村部は多大な影響を受け,生業の変化,土地利用の無秩序な変化を強いられてきた。元々存在する地域資源を利活用することで,農村の持続性を担保し,発展を促すことができる可能性を国内外で示すことができ,社会的意義のある研究が実施できた。また,これらの成果は学術論文として複数が掲載されており学術的な成果も挙げている。
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