研究課題/領域番号 |
20J00133
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分23040:建築史および意匠関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
松井 健太 千葉大学, 工学研究院, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 建築教育 / 戦後イタリア / アルド・ロッシ / 類推 / 模型 / 古典建築 / 『都市の建築』 / 建築理論 / 学生運動 / 自律性 / 建築史 |
研究開始時の研究の概要 |
1960年代から1970年代にイタリアで展開された建築理論は、その後数人のイタリア人建築家たちの台頭と共に、彼らの建築マニフェストとして世界的に注目を集めた。一方でこれらの建築理論の多くが大学という場で生まれたということは見逃されてきた。本研究では、これらの戦後イタリア建築理論を、大学教育・研究との結びつきという観点から見直してその意義を考察することで、建築家個人の思想という従来の建築理論の見方を刷新する。そして大学という場における協働的な教育や研究のメディア(媒体)として、理論の役割を明らかにすることで、建築の分野に限られない現代における効果的な教育システムの可能性を探る。
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研究実績の概要 |
本研究は、1960 年代から1970 年代のイタリアの建築理論を⼤学教育・研究との結びつきという観点から再検討するものである。本年度は、昨年度に引き続き、戦後イタリアの都市建築理論の教育的意味を明らかにすることを目的とした研究を進めた。ただし今年度もCOVID-19流行に伴う海外渡航自粛により、予定していたイタリア建築教育機関における資料調査が実施できなかったため、手元にある資料に限定された範囲のものとなった。 具体的には、アルド・ロッシの「類推都市」の理論が戦後イタリア建築教育という文脈のうちで登場・発展していった過程を明らかにして、海外学術雑誌に査読論文として発表した。 また戦後イタリア建築教育をより広い歴史的な文脈のうちに位置付けるために、建築模型と建築図面という教育メディアに注目して、これらのメディアがルネサンス期イタリアからフランスの王立建築アカデミー=エコール・デ・ボザールを経て、戦後イタリア建築教育へとつながる展開を明らかにして、学会発表を行った。 さらに戦後イタリアの都市建築理論を「古典建築との出会い」という観点から解釈しつつ、この視点を19世紀フランスのエコール・デ・ボザールから現代まで拡張して、同理論の歴史的意義を明らかにした学会発表を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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