研究課題/領域番号 |
20J10876
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
杉本 実夏 筑波大学, グローバル教育院, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2021年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2020年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | ウェアラブルデバイス / デザイン / 人間拡張 / インタラクション / 歩行促進 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,「歩いている認識なのに自然と歩行速度が上がる」と感じられる,能力向上だけを感じ取れる歩行拡張システムを提案する.これにより,デバイス装着時の股関節可動域向上など身体能力の向上,継続利用による筋力の維持・増進を狙うに留まらず,デバイス非装着時においても,移動手段としての歩行の積極的な選択等をはじめとする歩行意欲の向上を狙う.具体的には歩行速度促進デバイスを開発し,これの評価を通して歩行速度拡張による歩行への認識と身体への影響について明らかにする.
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研究実績の概要 |
本研究では、歩行意欲の増進を目指す足首装着型ウェアラブルデバイスの研究を行い、研究成果を国内外の展覧会にて展示発表するとともに、学術論文誌論文や博士論文としてまとめた。 健康を維持する手段として運動があり、手軽に取り組める運動として歩行がある。本研究では、人々の健康の維持を行うための足首装着型ウェアラブルデバイスを提案するとともに、制作したウェアラブルデバイスを使い、歩行動作をより感覚的にわかるようにすることによって歩行意欲の増進を狙う研究に取り組んだ。 足首装着型ウェアラブルデバイスの開発では、歩行動作に合わせて発電量が変化する足首発電デバイスに加えて、この発電した電力を使用することによって歩行動作に合わせて鳴り方や光り方が変化する音・光・振動のフィードバック機構を制作した。 足首装着型ウェアラブルデバイスの評価では、発電機能の評価、歩行速度と発電量に関する評価に加え、展覧会における展示を通して、歩行意欲の増進に関する調査や、デバイスを装着した状態における歩行動作の変化の観察、デバイスの意匠の検討・評価にも取り組んだ。このデバイスの意匠の検討・評価においては、「靴のアクセサリー」としてユーザーが手軽に身につける事ができるウェアラブルデバイスとしてのデザインの検討・評価に取り組んだ。 これらの評価結果と研究成果を学術論文にまとめ、学会や論文誌にて発表した。また、これら研究成果を博士論文にまとめ、提出した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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