研究課題/領域番号 |
20J12355
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上野(奥村) 恵子 東京大学, 大学院医学系研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2021年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2020年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 高齢者 / 生活保護利用者 / ソフトクラスタリング / 類型化 / インタビュー / ケースワーカー |
研究開始時の研究の概要 |
65 歳以上の高齢者の救急車利用は増加の一途を辿っている。貧困、地域からの孤立、社会との関わりの欠如といった個人の社会経済的要因が、健康状態や受診行動に与える影響は大きい。高齢者の救急車利用に影響を与える健康の社会的決定要因(Social Determinants ofHealth: SDH)の解明が、社会的に求められている。 本研究では、65歳以上の高齢者の救急車利用に関連する社会経済的要因を明らかにし、救急医療と介護・福祉連携を推進する多職種連携システムの構築を提案することを目的とする。
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研究実績の概要 |
当初2020~2021年度は3つの研究計画を予定していたが、新型コロナウイルス感染症流行のため、研究計画1「 救急車を利用した高齢者の社会経済的要因を抽出する社会的リスクアセスメントシートを、救急医療に携わる多職種とともに開発・運用する観察研究」ならびに研究計画2「救急車利用者の高齢者やその家族から救急車利用に至るまでの経緯を聞き取る質的研究」において、研究協力機関からの協力が得られず研究実施が困難となった。 そこで2020年度から開始していた研究「生活保護を利用する高齢者の集団の特性の把握」の再解析を追加し、2021年度の新たな研究計画3として追加した。2016年に2自治体の福祉事務所から入手した生活保護を利用する高齢者の基本管理データ、介護扶助データを用いて、ソフトクラスタリングの手法により、男女別に生活保護を利用する高齢者を5つの小集団に類型化した。さらに、福祉事務所のケースワーカーを対象としてオンラインシステム上で半構造化面接を実施した。インタビューでは、ソフトクラスタリングにより得られた男女別の生活保護を利用する高齢者の小集団の結果を提示し、ケースワーカーが実際に支援する高齢の利用者像を反映しているか、反映していない場合はその理由は何であるかを聞き取った。実際の高齢の利用者像を反映している小集団もあり、ソフトクラスタリングを用いた集団の類型化の有用性が示され、支援策の対象集団として利用可能であることが分かった。また、実際の高齢の利用者像を反映していない小集団では、主に3つの理由が明らかとなり、今後のクラスタリング手法の利用に関して解決すべき課題が示唆された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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