研究課題/領域番号 |
20J21209
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分46030:神経機能学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
安垣 進之助 筑波大学, 人間総合科学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2022年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2021年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2020年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 睡眠 / マウス / うつ病 / ストレス / 遺伝学 |
研究開始時の研究の概要 |
レム睡眠は、高次な脳構造をもつ動物に固有の現象であり、鮮明な夢を生じる睡眠段階として知られる。しかし、その生理的意義については、ノンレム睡眠と比べ、わかっていないことがはるかに多い。そこで、レム睡眠の機能を解明するための端緒として、うつ病に着目する。現在まで、レム睡眠がうつ病からの回復において有益なのか有害なのかについては科学的に解明されていない。本研究では、長期間のストレス曝露によるマウスのうつ病モデルを用い、人為的にレム睡眠を増減させることで、うつ様状態に及ぼされる影響を明らかにすることを目指す。また、人為的レム睡眠操作がもたらす細胞レベル・分子レベルでの変化についても解析を試みる。
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研究実績の概要 |
我々の睡眠は、レム(rapid eye movement: REM)睡眠とノンレム(non-REM)睡眠にわけられる。このうちレム睡眠は、高次な脳構造をもつ動物に固有の現象であり、鮮明な夢を生じる睡眠段階として知られる。しかし、その生理的作用についてはほとんどわかっていない。本研究では、レム睡眠の生理的作用を解明するための端緒としてうつ病に着目した。具体的には、①所属研究室にて開発されたレム睡眠量の操作が可能なマウスを用いて、人為的レム睡眠操作がストレス曝露下のマウスの行動にもたらす影響について検討するとともに、②人為的レム睡眠操作が細胞レベル・分子レベルでの変化をもたらすかについても解析を試みた。採用者は、前年度までに、レム睡眠増加群では、対照群と比べ、ストレス誘発性の行動表現型が異なることを明らかにした。また、ストレス誘発性の行動表現型が異なる背景には、レム睡眠増加の期間とタイミングが重要であり、さらに、レム睡眠増加の影響が記憶学習能力への影響のみでは説明しにくいことを支持するデータも得た。当該年度は、人為的レム睡眠増加がどのようにして行動表現型の違いを生み出したかを解き明かすため、レム睡眠とストレス誘発性の行動変容とをつなぐ神経基盤の解明へ迫った。具体的には、レム睡眠中に活動が高まることが知られている脳部位に対し、光遺伝学的アプローチとリアルタイム睡眠判定を合わせた手法を用いてレム睡眠特異的に介入した。現在までに、特定のタイプのニューロンへの介入により、一部の表現型に対して効果があることを示唆するデータが得られている。したがって、本研究課題の目標を一定の水準で達成したものと考えられる。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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