研究課題/領域番号 |
20J22050
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分16010:天文学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
吉村 勇紀 東京大学, 理学系研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2022年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2021年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2020年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 電波天文学 / 宇宙線 / 銀河 / 宇宙化学 / ALMA / 星間化学 / 銀河形成 / 近傍銀河 / 爆発的星形成銀河 / 遠方銀河 / ALMA望遠鏡 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、最近傍の爆発的星形成銀河NGC253に対して行われている、ALMA望遠鏡を用いた超広帯域分光撮像観測プロジェクト「ALCHEMI」から得られる大規模データを用い、近傍銀河において分子雲程度のサイズスケール(20pc程度)で、宇宙線の物理状態について研究を行う。これにより直接観測が極めて困難な宇宙線について、観測的な示唆を与える。本研究では宇宙線イオン化度という物理量に着目し、特に初期質量関数、及びアウトフロー駆動との関係を見る。最終的にNGC253で確立した手法は、他の近傍銀河や遠方銀河に対して応用を試みる。
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研究実績の概要 |
本研究の肝である、NGC253中心部に対するALMA望遠鏡の分光撮像観測プロジェクトALCHEMIのデータ解析が進み、複数の共著論文として発表した。一方で宇宙線イオン化度を測定する上で不可欠なOH+/H2O+の直接観測については、筆頭提案者としての観測提案が継続プロジェクトとしてcycle 9でも引き続き採択された。Band 9/10という、天候条件の制約から観測時間が限られる周波数帯ながら、一部観測が実行されデータ解析を進めた。また、2022年度末から2023年度初頭にかけて、野辺山45m望遠鏡による観測を実施し得られた、オリオンA領域の分光撮像データについても、水素再結合性強度と星形成率の関係性について解析を進めた。これはNGC253中心部における星形成率を求めるための信頼できる手法を確立するものである。ALMAおよび野辺山45m望遠鏡で得られた解析結果については、論文にまとめ査読誌に投稿準備中である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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