研究課題/領域番号 |
20J23526
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
阪本 光星 兵庫県立大学, 応用情報科学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2020-04-24 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2022年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2021年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2020年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 軽量暗号 / Tweakable暗号 / 軽量共通鍵暗号 / Beyond 5G/6G / 認証暗号 / 低遅延共通鍵暗号 / 低回路規模共通鍵暗号 |
研究開始時の研究の概要 |
IoT (Internet of Things)化社会への急速な転換により,これらIoT機器に代表されるリソースが限られたデバイス上(低回路規模,低消費電力,低メモリ)でも実装,動作可能な「軽量共通鍵暗号」が必要とされている.本研究では,安全なIoT社会の実現のため,現在提案されている軽量共通鍵暗号に対する新たな攻撃手法を提案し,これに対する厳密な安全性評価手法の開発を行う.また,これらの過程で得られた知見を基に,より軽量で安全な軽量共通鍵暗号の設計理論の確立を行う.
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研究実績の概要 |
本研究ではIoT機器などのリソースが制限されているデバイス上でも安全に動作する軽量共通鍵暗号の設計と、その安全性評価に関する研究を行った。 暗号設計に関する主な成果としては、(1)実装回路規模が世界最小の128ビットブロック暗号WARPの開発、(2)世界最小の暗号化遅延速度を有する128ビット疑似ランダム置換Orthros、(3)世界初の6G向け超高速認証暗号Roccaの設計、などがあげられる。(1), (3)については成果をまとめた論文が共通鍵暗号の分野においてトップジャーナルであるIACR Transactions on Symmetric Cryptologyに採録された。また、(2)については成果をまとめた論文が分野の重要学会であるSAC 2020に採録された。これらの提案した暗号については現在も他の暗号研究者・グループによって安全性解析が進められ、安全性が確認されている。共通鍵暗号の安全性評価に関する主な成果としては、(1)充足可能性問題(SAT)に基づいた複数の疑似ランダム置換から構成される疑似ランダム関数についての効率的な安全性評価手法の提案、(2)低遅延アプリケーション向けブロック暗号PRINCEとTweakableブロック暗号QARMAについてのSATに基づいた差分攻撃に対する安全性解析、などがあげられる。(1)については成果をまとめた論文が暗号分野における重要学会であるCT-RSA 2023に採録された。(2)については成果をまとめた論文をSAC 2023に投稿中である。今後は安全性評価の研究の過程で得た知見を活かし、より軽量な暗号の設計を行っていく予定である。特に、Tweakable暗号については従来手法よりも効率的な安全性評価手法を開発したため、この知見を用いてより効率的なTweakable暗号の設計を行う予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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