研究課題/領域番号 |
20K00043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01010:哲学および倫理学関連
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
トランブレイ ジャサント 南山大学, 南山宗教文化研究所, 研究員 (90724279)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 日本近代哲学 / 西田幾多郎 / 日本近代思想 / フランス語翻訳 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、海外に殆ど知られていない西田幾多郎の後期哲学を収録した4冊の『哲学論文集』を、フランス語による序論と註解を加えた翻訳書として刊行する。この時期において、西田はこれまでの諸概念の統一とともに、近代物理学概念の自身の論理への批判的受容という、学際的なテーマも展開している。諸論文の詳細な解析に加え、応募者が独自に考案した構文解析法に基いて分析し、研究書として刊行する。
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研究実績の概要 |
西田幾多郎全集第3巻「働くものから見るものへ」の翻訳(2015年度版改訂版)、を終了した。原文はp.253-554であるが、序論及び注釈を大幅に加筆・修正してp.376とした。モントリオール大学出版局にて2023年に出版予定。 西田幾多郎全集第6巻「哲学の根本問題・続編(弁証法的世界)』の翻訳を終了した。出版予定。 西田幾多郎全集第7巻 『哲学の根本問題・続編(弁証法的世界)』を翻訳中。 西田哲学に関する研究書「Le Soi egare. Entretiens avec Nishida Kitaro. Ⅰ(迷える自己-西田幾多郎との会話-、第1巻)pp.388」「Complementarites et concomitances. Entretiens avec Nishida Kitaro. Ⅱ(補足性と即-西田幾多郎との会話-第2巻)、pp.318」をモントリオール大学出版局にて2023年に出版予定。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
モントリオール大学出版社の出版プロセスと契約通りに進めるよう協議している。並行してヨーロッパの出版社と交渉を開始している。
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今後の研究の推進方策 |
フランス大学出版社とDictionnaire de philosophie japonaise moderne(日本近代哲学辞典)に収録される予定の西田哲学に関する11項目の執筆を進める。
西田幾多郎全集第7巻「哲学論文集第1巻」のフランス語翻訳を進める。
国際学会(イタリア、ブラジル)での参加・講演を予定。
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