研究課題/領域番号 |
20K00183
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01060:美術史関連
|
研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館 |
研究代表者 |
遠藤 楽子 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部, 主任研究員 (60415619)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2024年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 十二ヶ月花鳥 / 和歌の絵画化 / 公武関係 / 後水尾院 / 江戸時代絵画 |
研究開始時の研究の概要 |
藤原定家の和歌を主題とした十二ヶ月和歌花鳥図は、和歌が成立した13世紀前半以降、17世紀初頭に徳川幕府が実権を確立する前後まで実作例の報告はない。古典文学の絵画化において特異な状況であるにもかかわらずその要因は明確でなく、画題としての位置づけは曖昧である。一方、現存作例の制作時期や背景の考察からは、鍵は江戸時代前期の公武関係と、朝廷周辺での文学活動にあると考えられる。本研究では、これまでの研究に加え、絵画史の枠を超えて江戸時代前期を俯瞰する視点から同時代の絵画作例や記録等の一次資料の考察を積み重ね、江戸時代前期における「定家詠十二ヶ月和歌花鳥図」の展開について本質的な解明を目指す。
|