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江戸・明治期の肉筆雛形本(小袖・着物注文用模様見本帳)の所在及び実態に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K00195
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01060:美術史関連
研究機関共立女子大学

研究代表者

長崎 巌  共立女子大学, 家政学部, 教授 (20155922)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード肉筆雛形本 / 色見本帳 / 型染見本帳 / 小袖 / 呉服注文 / 女性 / 注文 / 着物
研究開始時の研究の概要

江戸時代前期17世紀後半から中期18世紀末までの町人女性を中心とする女性の小袖の様式変遷の研究には、長らく当時出版された小袖模様のファッションブックである小袖雛形本が資料として使用されてきた。しかしその出版は19世紀の初頭をもって終了し、その後は町人女性の呉服注文には肉筆の小袖模様見本帳(肉筆雛形本)が使用されたと考えられる。本研究は、19世紀初頭以降の江戸時代後期の小袖、及び明治前期、中期の着物の様式変遷を明らかにするために重要な資料となると推測される肉筆雛形本の所在明らかにするとともに、その内容を調査してデータベース化し、当該時期の女性の小袖・着物研究に活用できるようにするものである。

研究成果の概要

江戸時代において小袖を注文する際に、小袖の模様を選ぶために用いられた肉筆の小袖雛形本、型染見本帳、色見本帳は、当時最新流行の色や模様、染織技法を知ることができる資料として、江戸時代の小袖の様式変遷を明らかにする上で非常に有効な資料ということができる。本研究は、肉筆の小袖雛形本及び型染見本帳、色見本帳の現時点における所在(所蔵者)と、それらの書誌学的内容を明らかにしたものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

江戸時代において、小袖を注文する際に、小袖の模様を選ぶために用いられた肉筆の小袖雛形本、型染見本帳、色見本帳は、当時最新流行の色や模様、染織技法を知ることができる貴重な資料である。本研究では、江戸時代後期から明治時代にかけて肉筆雛形本、型染見本帳、色見本帳について、その所在を明らかにしたうえで、その内容を調査し、データベース化して人々がこれを活用できるようにした。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 伝益田元祥所用「白地横縞模様木綿帷子」(個人蔵または益田兼房氏)に関する一考察  -安土桃山・江戸時代初期における上層武家の木綿使用の実態-2023

    • 著者名/発表者名
      長崎巌
    • 雑誌名

      共立女子大学家政学部紀要

      巻: 第69号 ページ: 1-20

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 近代女性着物における洋花模様流行の実態とその背景2023

    • 著者名/発表者名
      長崎巌
    • 雑誌名

      共立女子大学・共立女子短期大学総合文化研究所紀要

      巻: 第29号 ページ: 15-32

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 江戸時代の呉服注文と雛形本 -雛形本の役割とその変遷が意味するもの-《基調講演》2022

    • 著者名/発表者名
      長崎巌
    • 学会等名
      国際日本文化研究センター(シンポジウム・招待講演)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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