研究課題/領域番号 |
20K00255
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 放送大学 |
研究代表者 |
伏見 清香 放送大学, 教養学部, 教授 (30369574)
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研究分担者 |
茂登山 清文 名古屋芸術大学, 芸術学部, 教授 (10200346)
柳沼 良知 放送大学, 教養学部, 教授 (10251464)
井堰 絵里佳 広島国際学院大学, 情報文化学部, 講師 (20826713)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ミュージアム / デザイン / 連携 / 情報 / 被災 / コロナ禍 / 携帯情報端末 / つながり / 協力 / 鑑賞支援 / 空間 / ウェイファインディング / ウェイ・ファインディング |
研究開始時の研究の概要 |
「いのち」をテーマにした展示情報と、現地からの投稿をwebで共有する参加型連携支援システムを発展させ、海外からの情報を増やし、情報量が低下した被災館を支援する。 デジタル技術の発展により、バーチャル世界の内と外が曖昧になってきている。スマートフォンを使用し、都市やミュージアムをwebで繋ぎ、分野と地域を越えたシステムでバーチャル世界での、情報と空間の関係性と相互作用を追求する。「いのち」の営みと歴史について、広く深い鑑賞へと導くシステムを目指す。 ウェイ・ファインディングの視点から参加者の利用傾向、情報と空間認識の関係等を追求することで、鑑賞支援の質を高め、理論と実践の両側面から研究を進める。
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研究実績の概要 |
災害の多発や新型コロナウイルスの影響で、美術館や博物館に甚大な被害が続き、尊い命が失われている。ここでは、ミュージアムの解説と、現地からの投稿をwebで共有する参加型成長連携支援システムを発展させた。スマートフォンを使用し、都市やミュージアムをwebで繋ぎ、分野と地域を越えた参加型連携支援システムで、広く深い鑑賞へと導く支援システムを目指し、より使いやすくするために、改善と成長に向けて共同研究者やミュージアム関係者、システム参加者など、多くの人々とミーティングを重ね、システムを改善した。 研究報告として、2021年度は、日本デザイン学会夏季大会の環境デザイン部会で口頭発表し、『日本デザイン学会EDプレス』第93号(2021)にまとめた。 2022年度は、研究成果を書籍『情報デザイン特論』(2022)にまとめた。更に、シンポジウムを2023年2月20日に陸前高田市立博物館で実施した。美術館や博物館、水族館など、ミュージアムの連携について、深く議論した。シンポジウムの様子は、テレビBS231chの番組『情報をデザインする-ミュージアムの役割と可能性-』でまとめ、2023年度から2024年度末までに20回の放送を予定している。 2023年度は、日本展示学会で口頭発表し、『展示学66』(2023)にまとめた。更に、ミュージアムの連携について、テレビBS231chの番組『情報をデザインする-デザインミュージアムへの広がり-』でまとめ、2024年度から2025年度末までに40回の放送を予定している。 日本デザイン学会、日本展示学会、書籍、テレビBS231ch番組と、複数のメディアで研究成果を発表した。
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