研究課題/領域番号 |
20K00266
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01080:科学社会学および科学技術史関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大庭 良介 筑波大学, 医学医療系, 准教授 (30447883)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 科学史 / 科学計量学 / 生命科学 / 医学 / 萌芽的トピック / 研究費 / 地域国際性 / 研究者 |
研究開始時の研究の概要 |
萌芽的科学技術の創出原理を解明することは科学技術の発展促進に不可欠であり、科学技術政策や産業投資にも貢献する。科学史・科学社会学分野でも課題となる科学者コミュニティの役割の理解にも重要である。これまで生命科学分野最大の文献検索エンジン PubMed で検索できる全論文を対象に、独自の萌芽的科学技術トピックの同定方法を開発し、その萌芽的トピックが創出されるプロセスを明らかにしてきた。本研究では、研究者・地域国際性・研究費という研究活動の原動力の、萌芽的科学技術の創出への関与の仕方を、具体的仮説とともに計量学的に検証することで、人・文化・資金が萌芽的科学技術の創出プロセスへ果たす役割を解明する。
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研究成果の概要 |
萌芽的科学技術の創出原理を解明することは科学技術の発展促進に不可欠であり、科学技術政策や産業投資にも貢献する。本研究では、生命科学分野において、研究者・地域国際性・研究費という研究活動の原動力の、萌芽的科学技術の創出への関与の仕方を、研究費データベースや論文データベースに蓄えられたビッグデータを対象に分析した。研究者関与の結果については原著英語論文1報を発表し、研究費については現在論文のリバイス中であり、国際性については論文投稿準備中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、科学技術の発展促進に必要な科学技術政策の立案や産業投資方針の策定に貢献する。また、科学史・科学社会学分野でも課題となる科学者コミュニティの役割の理解にも重要である。後者においては、本研究は質的アプローチの知見を検証して次の質的研究の創出をもたらすともに、量的研究が取り組む未来予測研究に対して組み込むべき法則を提供できると思われる。
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