研究課題/領域番号 |
20K00371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02020:中国文学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
佐藤 賢 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (50726487)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 中国ドキュメンタリー映画 / 中国映画 / 中国語圏の映画 / アジア映画 / 芸術表現と社会 / 土本典昭 / ドキュメンタリー / 映画上映運動 / 映画と社会 / 雲南 / 東アジア映画 / ドキュメンタリー映画批評 / 中国独立映画 / 中国文学 |
研究開始時の研究の概要 |
中国インディペンデント・ドキュメンタリー映画の創作と批評の関係性に着目し、主に創作と批評を同時に進めている映画監督の創作と批評を対象に、個人研究および国際ワークショップの開催などの方法を通じて、それら映画監督の映画作品と批評および両者の関係性を検討する。そして、創作と批評の相互関係性とその中国的な文脈を明らかにするとともに、それらの実践が、中国においてドキュメンタリー概念を問い直し、映像文化を刷新する意味を持つものであるのかを考察する。
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研究実績の概要 |
2022年度は、新型コロナウイルス感染症による海外渡航制限は緩和されたが、中国への渡航は依然として難しく、当初の計画にあった中国現地での研究調査および中国からの映画監督・研究協力者の招聘が行えない状況の中で次のような研究活動を行った。①昨年に引き続き、中国ドキュメンタリー映画の批評に関する資料の収集および研究を進めた。②中国ドキュメンタリー映画研究と隣接する研究領域へと視野を広げるとともに研究グループの形成を目的とし、次の研究会を開催した。(a)2022年7月22日、第3回中国映像文化論研究会、場所:東京都立大学南大沢キャンパス(オンライン同時開催)、講演者と題目:池上善彦氏「調べて書く教育―版画と漫画」、(b)2022年11月11日、第4回中国映像文化論研究会、場所:東京都立大学南大沢キャンパス、講演者と題目:阿部範之氏「楊徳昌(エドワード・ヤン)における家族の表象と『ヤンヤン 夏の想い出』」。③中国語圏映画を含むアジア地域の映画および映画批評に関する知見を深めるため、2023年3月に大阪で開催された第18回大阪アジアン映画祭の映画上映およびワークショップに参加した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症による海外渡航制限は緩和されたが、中国への渡航は依然として難しく、中国現地での研究調査および中国からの映画監督・研究協力者の招聘が行えず、当初予定していた形式での国際ワークショップを開催することができていない状況である。
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今後の研究の推進方策 |
海外渡航のタイミングを見極め、可能であれば中国現地での研究調査を行い、また中国から映画監督・研究協力者を招聘し、国際ワークショップを開催する。中国インディペンデント・ドキュメンタリー映画における創作と批評の関係性について総括的な研究を進めるとともに、隣接する研究領域も視野に入れてより多角的なアプローチを模索したい。
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