研究課題/領域番号 |
20K00426
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
日高 真帆 京都女子大学, 文学部, 教授 (90407619)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 比較芸術 / ジャポニスム / ビアズリー / ワイルド / サロメ / 比較文学 / 演劇 / 映画 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は演劇・オペラ・映画等の総合芸術において、ジャポニスムがどのように表象され、その表象は異なる芸術様式・文化圏・時代を越える際にどのような変容を遂げてきたのか、また、日欧の芸術作品や、ジャポニスムを取り入れた異なる芸術分野の間にどのような相互影響関係が認められるのかを追究する学際的比較芸術研究である。
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研究成果の概要 |
本研究では、総合芸術におけるジャポニスムの表象の変容と異分野間の影響関係の諸側面を究明した。その結果、19世紀末から現代に至る迄、ジャポニスムの影響力が多様なジャンルや芸術様式を超えて波及し続け、舞台芸術や映画に於いて多様な表象や変貌を経て来た様を具体的に明らかにすることができた。研究成果は文学・文化研究に関する共著、国際学会での研究発表、公開講座、書評、展覧会図録の解説記事等を通して公表している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ジャポニスムを切り口として比較研究することにより、演劇・オペラ・映画等の総合芸術へのジャポニスムの影響力や、世紀末芸術と現代文化の繋がりについて、具体的な作品分析を通して明らかにすることができた。その研究成果については、共著や国際学会での研究発表、公開講座、書評、展覧会の企画、展覧会図録の解説記事等の形で公表することで、学界に留まらず広く社会に還元することができた。
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