研究課題/領域番号 |
20K00529
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
木村 朗子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (80433879)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 震災後文学 / 日本文学 / 文学 / 文学理論 / 批評理論 |
研究開始時の研究の概要 |
東日本大震災がもたらしたあたらしい作品の動向を整理し、国際的な研究者のネットワークを構築しながら国際学会を開催する。また、すぐれた研究論文を成果物として公開することをとおして、今後の研究基盤を整備する。
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研究成果の概要 |
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、文学、映画、アートなどさまざまな文化活動において思考されつづけてきた。世界の日本文学研究者で、震災後文学に取り組んでいる研究者で共同し国際学会を開催し、研究会の成果を『世界文学としての〈震災後文学〉』(明石書店、2022年)としてまとめ出版した。また木村朗子の『その後の震災後文学論』(青土社、2018年)が共同研究者である、ダグラス・スレイメーカー氏、レイチェル・ディニット氏によって英語訳され2022年に出版された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、東日本大震災を受けて書かれた小説、詩などの文学作品を中心として国際的に共同研究を進めてきた。現在では、震災後文学論で修士論文、博士論文に取り組む若手研究者も増えており、当該研究において国際会議を公募で進めていくことが後進の育成にもなっている。震災後、12年が経過しているが、芥川賞に震災後文学が選ばれるなど文学界での影響はなおも続いている。本研究を今後も進めていく必要がある。
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