研究課題/領域番号 |
20K00619
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
大矢 一志 鶴見大学, 文学部, 教授 (80386911)
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研究分担者 |
小野 智香子 北海学園大学, 工学部, 教授 (50466728)
長崎 郁 名古屋大学, 人文学研究科, 特任講師 (70401445)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 言語ドキュメンテーション / Digital Humanities / D-GLAM / ユカギール語 / イテリメン語 / セリクープ語 / text-based database / MUMPS / MongoDB / Text-Based Database |
研究開始時の研究の概要 |
言語ドキュメンテーション活動において言語研究者個人が言語資料の入力・整理・利用・保存・再利用等のデータライフサイクル上,一貫して利用できるデジタル環境を構築するために,使用するデータベースの評価として,従来組織的言語ドキュメンテーション活動で採用されてきた関係型データベースではなく,計算機史上最も長く使われ,かつschema-lessである文書型データベースを対象とし,言語資料のデータモデルと個人研究活動の要求との2つの側面から性能評価を行う.また実際にMUMPSとMongoDBを使用し運用環境も実験的に構築する.
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研究成果の概要 |
本研究は,言語学者個人の研究活動を支援する言語ドキュメンテーション活動向けデジタル環境構築の一環として,言語資料向けデータ形式の策定と,文書型DBを導入した環境構築を目標とした4年計画の活動である.研究成果として,コロナ禍による世界の変化に対応した新たな価値観の誕生を目撃し,すなわち新しい研究目標の発見(ICOM-CIDOC2023で発表)と,これまでの研究成果として得られLREC2022で発表したデータ形式(MDM)はこの新たな世界観にも通用することを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語学者個人の研究活動,とりわけ言語ドキュメンテーション活動を支援するデジタル環境を構築するためにこれまで取り組んできたことは,コロナ禍による社会や研究が目標とする価値観の大きな変化においても,意義が失われていないだけでなく,今後の社会動向(とりわけGLAM, Digital GLAMにおいて)重要な知見・成果を持つものであったことが確認できた.
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