研究課題/領域番号 |
20K00696
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松崎 寛 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (10250648)
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研究分担者 |
澤田 浩子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (70379022)
井出 里咲子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (80344844)
長田 友紀 筑波大学, 人間系, 准教授 (70360956)
唐木 清志 筑波大学, 人間系, 教授 (40273156)
菊地 かおり 筑波大学, 人間系, 助教 (40616843)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 生活者としての外国人 / 地域的包括支援 / 留学生家族 / 外国人児童生徒 / サービス・ラーニング |
研究開始時の研究の概要 |
近年急増する「生活者としての外国人」そしてその帯同家族である外国人児童生徒に関わる様々なコミュニケーション上の問題に対応するべく、学校教育現場、市民ボランティア団体、つくば市教育委員会、つくば市国際交流協会等と連携して、地域的包括支援に関わる問題を解決できるネットワークを構築し、課題共有と解決に向けた立案を行う。 シティズンシップ教育の観点から、筑波大生に対する授業のあり方を考え、課題解決のための基礎的研究を行う。実際に授業を実施するにあたっては、サービス・ラーニングの方法を活用する。
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研究成果の概要 |
(1)大学における授業を通じた支援者・理解者の養成を目的として、オンライン日本語支援におけるフィードバック方法を縦断的に分析した。日本人の理解能力養成のための基礎研究として、「感じの良い」発話や発音について分析した。 (2)留学生とその家族への情報保障支援を目的として、国際交流協会等への聞き取りや、外国人保護者へのインタビュー結果をもとに、支援のためのポスター作成プロジェクトを実施し、その過程での気づきと変容をまとめた。 (3)外国人児童生徒の居場所確保及び日本語学習支援を目的として、小学校教科書を素材とした指導法の開発に関して議論した。日本語非母語話者の高校生への面接や教科書分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年急増する「生活者としての外国人」そしてその帯同家族である外国人児童生徒に関わる様々なコミュニケーション上の問題に対応するべく、学校教育現場、市民ボランティア団体、つくば市の教育委員会や国際交流協会等と連携して、地域的包括支援に関わる問題を解決できるネットワークを構築し、課題共有と解決に向けた立案を行った。シティズンシップ教育の観点から、筑波大生に対する授業のあり方を考え、課題解決のための基礎的研究を行った。実際に授業を実施するにあたっては、サービス・ラーニングの方法を活用した。これにより、学校教育現場への支援の一環として、大学としてどのような関わり方ができるか、その実施可能性を探った。
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