研究課題/領域番号 |
20K00697
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
ボイクマン 総子 (椙本総子) 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50370995)
|
研究分担者 |
根本 愛子 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80746701)
松下 達彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (00255259)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 言語テスト / スピーキングテスト / スピーキング能力 / 第二言語習得 / 妥当性 / 信頼性 / 多相ラッシュモデル / コメント分析 / プレースメント |
研究開始時の研究の概要 |
既存の日本語スピーキングテストは、総じてプレースメント向きではなく、統計的な検証も十分に行われているとは言い難い。そこで、本研究では、簡便に実施でき、日本語母語話者であれば少しのトレーニングで判定できる、プレースメントのためのスピーキングテスト「STAR:Speaking Test of Active Reaction」を開発し、その有用性を検証する。 また、スピーキング能力とは何か、という問いに答えることも、本研究の目的である。
|
研究成果の概要 |
本研究の目的は、プレースメントのための日本語スピーキングテスト STAR(Speaking Test of Active Reaction) を開発し、その有用性―信頼性、構成概念妥当性、真正性、相互性、インパクト、実用性―の検証を行うことである。本研究では、簡便に実施できるSTARのテストタスクを主に状況対応タスク(ロールプレイタスク)を中心に開発し、経験のある日本語教師だけでなく、日本語母語話者の非日本語教師でも短時間のトレーニングで信頼性の高い判定をすることが可能なテストにするため、判定ツールであるルーブリックを改良した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
既存の日本語スピーキングテストは、主に実用性の点においてプレースメントテスト向きではなく、統計的な検証も十分に行われているとは言い難いため、プレースメントテストのためのスピーキングテストを本研究で開発し、その有用性を検証することは、日本語教育においても、また、日本語スピーキングテスト開発の点からも有用であると考えられる。 本研究が解明しようとする学術的な問いのはプレースメントテストにふさわしい日本語のスピーキングテストとはどのようなテストかである。
|