研究課題/領域番号 |
20K00741
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
Cecilia・N Silva 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (40361208)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 異文化コミュニケーション / 異文化交流 / 異文化遺産 / ポートフォリオ / 文化遺産 / 文化モデル / 文化 / 異文化 / オンライン交流 / 文化・歴史的活動理論 / 遺産 / 共同ポートフォリオ |
研究開始時の研究の概要 |
1)オンライン交流のコンテンツ構築に向け、文化・深層文化に関する概念に基づいた理論的枠組みの形成を目指す。2)電子ボードを使った試験的オンライン交流アクティビティを確立・評価し、データを収集する。3)参加国である日本、スペインの文化的背景に基づいたオンライン交流アクティビティを実施し、異文化共同ポートフォリオを構築する。学生の言語技能と異文化能力を強化させ、本モデルをスペイン語学習カリキュラムに含めることを目標とする。 学生の交流をサポートし、異文化能力の形成を促進するオンライン交流アクティビティの構成、外国語敎育における目標達成とカリキュラムへの導入に適したアクティビティの範囲を明らかにする。
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研究成果の概要 |
2020-2023研究年度に実施した主な研究のテーマはa)オンライン交流における異文化間コミュニケーション能力、b)文化遺産の内容を用いた学習モデル、c)文化遺産の内容を用いたポートフォリオ作成の3つであった。基づいた概念は異文化間コミュニケーション能力、多様式、文化遺産の3つ。学習の焦点は文化遺産の概念にあり、自分自身の文化遺産についての知識と意識から出発し、それを目標言語の知識と意識に繋げられるよう学生たちを指導することである。文化遺産に関してはA1レベルとA2レベル向けを合わせた内容になる可能性があるため、そういった複合的内容を扱えるように学生たちを指導するモデルの使用が必要となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2020-2023年度に達成した研究には理論と実践の組み合わせが含まれ、その不十分だった点も合わせて、筆者はこれを文化遺産のコンテンツ作成と複合的内容を扱うためのモデルの使用という、2つの観点を持つ多様なポートフォリオ作成に向けての重要なステップだと考える。論文とプレゼンテーションによりポートフォリオ作成に関する研究成果を発表する際、筆者は本研究の主要な概念間で均衡を保つよう努めた。実際、本研究には文化遺産、異文化間コミュニケーションとアイデンティティといった内容に関する概念と、ポートフォリオ、多様式、コンテンツを取り扱い作成するための手本としてのモデルといった構造に関する概念が含まれる。
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