研究課題/領域番号 |
20K00786
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
久保田 俊彦 明治大学, 文学部, 専任准教授 (80277722)
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研究分担者 |
石井 透 明治大学, 文学部, 専任教授 (30193254)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | National Curriculum / Englicious / 文法教育 / 学習指導要領 / Newbolt Report / Bullock Report / 英語教育 / 英語文法 |
研究開始時の研究の概要 |
英国University College London (UCL)の文法研究ユニット Survey of English Usage (以降 Survey/UCL) で開発された英国国内向け英語教育プログラム “Englicious” に、日本の英語教育・文法教育との整合性の観点から理論的な評価を行うと共に、英国内の教育現場における利用状況の視察を経て、日本の教育現場のためのローカライズ、利用環境整備を進め、Survey/UCLにフィードバックし開発元と一体となってプログラムの改良に貢献する。
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研究実績の概要 |
英国ナショナルカリキュラム(National Curriculum; NC)を前提とした、英国国内向け文法教育プログラムがEngliciousである。そのユーザーとして想定される英国内の国語教員と、日本国内の英語教員には、養成課程における文法の取り扱いにも差がある(過去からの経緯を含む)。英国ナショナルカリキュラムと「学習指導要領」の差に加え、この教員側の差という観点を反映した、日本の想定ユーザー向けの手引きを作成し、その内容の一部を「英国 Engliciousプログラムの文法記述: 「節」の場合」として公開した。教員向けの実用的なトピックを多く含むEnglicious開発者らによる書籍の翻訳も進行中で、2023年度中の刊行を予定している。またEngliciousの背後にあるICE-GB, DCPSEコーパスそのものを国内向け教育ツールとして評価する活動の一環として、開発者の主催するコーパスワークショップ(オンライン)にインフォーマントを参加させ、フィードバックを評価し、それを反映した手引きを作成。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の影響で、渡航してのEngliciousプログラムの有効性研究を延期し、日本国内で提供するためのマテリアルのローカライズおよび理論的な評価を優先していたため。
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今後の研究の推進方策 |
渡航の実現性は大きく改善されたので、実地調査についても、再計画して実施の予定。一部についてはオンライン視察も併用の予定。進行中のマテリアル作成と連動し、日本国内の教員向けにアクセシブルな情報の提供を行う。
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