| 研究課題/領域番号 |
20K00814
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(C)
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
|
|---|
| 研究機関 | 東海大学 |
|---|
研究代表者 |
宇佐美 裕子 東海大学, 教養学部, 准教授 (20734825)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
| 配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
|---|
| キーワード | コーパス / 言語テスト / 日本の大学入試問題 / 語彙・文法問題 / 英検 / TEAP / TOEFL / TOEIC |
|---|
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本人大学生英語学習者による英作文を収集した「英作文コーパス」を含め、大学入試問題、英検、TEAP、Cambridge English Qualifications、Linguaskill、TOEFL ITP、TOEICの語彙・文法の過去問題を収集し、各問題にテスト名、技能（語彙/文法）、語彙・文法項目、CEFRレベル、難易度、弁別度、錯乱肢の選択率をタグ付した「Exam Corpus」を構築して、コーパスとコーパスの検索・分析技術が言語テスト分野（言語テスト作成・改良）にどのように応用できるかについて検証する。
|
| 研究成果の概要 |
本研究では、1)2023年度までに出題された語彙・文法4択問題と会話問題を収集した「Exam Corpus」の構築と、2)コーパスの検索・分析技術を使用した英語検定テストの検証、
具体的には、(1)英語検定テストの語彙問題におけるCEFRレベルごとの頻出の語彙項目の抽出、(2)頻出の語彙問題(特に句動詞)に使用されている問題文を British National Corpusと比較して検証、(3)大学入試問題に出題された短い会話問題に使用されている英語を検証、(4)コーパスの検索・分析技術、特にsearch syntaxがどのように英語検定テストの語彙・文法問題の作成に応用できるか検証した。
|
| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
語彙・文法4択問題と会話問題を収集した「Exam Corpus」の構築と、コーパスの検索・分析技術を使用して英語検定テストを様々な点から検証した結果、
1)CEFRレベルごとにどの語彙項目が頻出か、2)語彙問題で使用されている問題文が実際に使用されている英語と異なること、3)短い会話問題に使用されている英語、出題されている項目、4)コーパスの検索技術を使用した効果的な語彙・文法問題の作成を検証・発見することができた。
|
