研究課題/領域番号 |
20K00816
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
河野 円 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (20328925)
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研究分担者 |
J・A Elwood 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (00400614)
福地 健太郎 明治大学, 総合数理学部, 専任教授 (30377022)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ESP / STEM / ニーズアセスメント / 英語プレゼンテーション / 国際学会発表準備 / オープンコーディング / プレゼンテーション / ポスターセッション / ワークショップ / 国際学会発表支援 / 国際学会発表 / ラッシュ分析 / カリキュラム開発 / アカデミックリテラシー / ジャンル分析 / 教員間協働 / プレゼンテーションスキル / STEM教育 / ニーズ調査 / プログラム評価 |
研究開始時の研究の概要 |
日本におけるEnglish for Specific Purposes (ESP)教育において、STEM(数理科学)分野はあまり研究がなされていない領域である。そこで本研究では数理科学、即ちコンピュータサイエンス、ヒューマンインタラクション、統計等を専攻する大学生を対象とした、アカデミックコミュニティでの国際的発信力を養成する英語教育プログラムの開発を目指す。教員と学生のニーズ分析を行い、実際にSTEM分野の国際的な学究活動におけるコミュニケーションを記録し分析する。その上で英語教員と専門科目教員の協働により、日本語母語話者に適した効果的ESPプログラムと教材を開発し実施する。
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研究成果の概要 |
本科研はSTEM (Science, Technology, Engineering, and Mathematics)専攻大学生を対象とし、国際的発信力を養成する英語力向上プログラムを英語教員と専門科目教員との協同により開発し実施、検証したものである。まず、専門科目の教員及び学生が必要とし同時に習得を期待する英語力についてニーズ分析調査を実施した。その結果に基づいてESP(English for Specific Purposes)コース実践を行い、同時にSTEM専門分野に即した、国際学会発表準備プログラムを開発し試行した。得られた知見を論文にまとめ、成果をホームページを作成して公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の一つは、STEM 分野の当事者である学生と教員から直接、英語学習について詳細なニーズの調査を行い、多面的に分析することができた点である。大学での英語教育は、専攻によって異なるジャンルの英語とコミュニケーションパターンが求められるが、本研究では、この点について適切なデータを得ることができた。その結果を基にESPコース、及び国際学会発表直前ワークショップを設計し運営したことは、当事者のニーズを反映した教育実践を行ったと言うことができよう。プログラム評価として、量的、質的分析を取り入れて詳細な考察を行った。本研究の結果と知見はホームページを作成し公表している。
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