• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

中国語教育のためのレアリア・文化語彙理解の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K00873
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関立命館大学

研究代表者

中西 千香  立命館大学, 法学部, 教授 (50548592)

研究分担者 干野 真一  新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (00515463)
明木 茂夫  中京大学, 国際学部, 教授 (10243867)
塩山 正純  愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (10329592)
石崎 博志  関西大学, 文学部, 教授 (30301394)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード中国語教育 / 口語 / 書面語 / レアリア(真実語料) / 文化語彙 / 翻訳 / 言語景観 / レアリア(真実語料) / レアリア
研究開始時の研究の概要

研究の概要は簡単にまとめると次の二つに分類できる。①各種レアリアについて、さらに追及する。②現代中国語における文化語彙について収集、整理および分析をする。①については、これまでの研究成果をふまえて、さらに深い分析、異なる視点からアプローチを行っていく。②の中国語の文化語彙については、それぞれの文化語彙の背景をみたり、これら語彙の使い方、出現頻度など、その語彙の周辺的な情報を調査、分析をする。
これらの作業により、中国語教育従事者、学習者に有益な成果を提供すべく、中国語教育における新たなレアリアや文化語彙の展望を示したい。

研究成果の概要

科研の期間がコロナ禍に重なって、研究条件においてはかなりの支障があった。しかし、その条件の中でも、行えることは行い、成功したと言える。我々の研究分析は、論文や発表、研究講演などで成果報告ができた。
これまでは、中国語の語彙や文化語彙について研究してきた。しかし、今後の研究につながる課題もたくさん見えてきた。さらなる研究が必要と思われるので、個人的にも引き続き研究を行っていきたいと思う。今回の研究課題の目標については達成できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は所謂言語景観側面もある。しかし、これらを分析する理由は、最終的には中国語教育に還元していくためである。まだ、踏み込めていない分野であることから、学術的にも大いに意義がある。また、我々チームが行ってきた研究を授業のアクティビティに実践できることが、何よりもの社会的意義だと思っている。より多くの中国語教育従事者、中国語学習者へこの研究を通しての中国語教育、中国語学習の示唆を与えていけることで、単なる研究で終わらないと感じている。中国語の教科書は話し言葉が中心である。教科書をわかっても、本当の中国語の世界に近づくにはさらなるアプローチが必要である。その助けとなることが我々の使命である。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (37件)

すべて 2024 2023 2022 2021 2020

すべて 雑誌論文 (14件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (20件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] オタク的翻訳論 日本漫画の中国語訳に見る翻訳の面白さ 巻二十一 『マインドアサシン』(精神殺手)2024

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 雑誌名

      自主制作冊子

      巻: 21 ページ: 1-28

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 中国語の映像広告に見られる注釈表現2024

    • 著者名/発表者名
      干野真一
    • 雑誌名

      新潟大学言語文化研究

      巻: 26 ページ: 59-80

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 食品表示における文語表現 ──レアリアによる中国語教育の一環として (7) ──2023

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      日中語彙研究

      巻: 12 ページ: 279-302

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 若年層の作文にみる中国語の文語2022

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      關西大學文學論集

      巻: 72 ページ: 67-104

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ポライトネス・ストラテジーとしての書面語表現-レアリアによる中国語教育の一環として(6)-2022

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      『東アジア文化交渉研究』

      巻: 15

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 『北京官話全編』の談話分析 「辞去」の場面を中心に2022

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      『関西大学中国文学会紀要』

      巻: 43 ページ: 119-138

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] Let It Go とJ-POPの翻訳をめぐって レアリアによる中国語教育の一環として(5)2021

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      『佛教大学中国言語文化研究』

      巻: 21 ページ: 1-22

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 現代中国語におけるくぎり符号 “標点符号”について レアリアによる中国語教育の一環として(3)2021

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      佛教大学文学部論集

      巻: 105 ページ: 1-26

    • NAID

      120007020009

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 琉球語における漢語語彙の導入2021

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      内田慶市教授退職記念論文集 文化交渉と言語接触

      巻: 0 ページ: 91-112

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ゴミの名前ー「ゴミ」になるときつく成分-2020

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 雑誌名

      日中語彙研究

      巻: 10 ページ: 1-28

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「琵琶」が「ピーパー」とはこれいかに?2020

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 雑誌名

      日中語彙研究

      巻: 10 ページ: 29-58

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 疫病対策の比喩と表現ーレアリアによる中国語教育の一環として(4)ー2020

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 雑誌名

      日中語彙研究

      巻: 10 ページ: 59-78

    • NAID

      120007019366

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 中国の公共広告に見られる言語表現について2020

    • 著者名/発表者名
      干野真一
    • 雑誌名

      日中語彙研究

      巻: 10 ページ: 79-99

    • NAID

      120007019367

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] ”光盤行動”を表現する中国語-≪人民网≫2013-2020年ニュース記事で象徴的に使用される語句ー2020

    • 著者名/発表者名
      塩山正純
    • 雑誌名

      日中語彙研究

      巻: 10 ページ: 101-126

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 誤訳に学ぶ翻訳論2024

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 学会等名
      中国語学会関東支部例会「レアリア報告研究会」
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 成語をつかう中国語のコミュニケーション2024

    • 著者名/発表者名
      塩山正純
    • 学会等名
      中国語学会関東支部例会「レアリア報告研究会」
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 中国語レアリアとそれに対するコメントからの学び2024

    • 著者名/発表者名
      干野真一
    • 学会等名
      中国語学会関東支部例会「レアリア報告研究会」
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 動物園のレアリア2024

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      中国語学会関東支部例会「レアリア報告研究会」
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 実践報告-推しのために学んだ外国語-熊猫班の一年2024

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      言語教育エキスポ
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 学漢語、教漢語、研究漢語----結合我本人的体会2023

    • 著者名/発表者名
      干野真一
    • 学会等名
      中国海洋大学 国外文教専家講座
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 通過真実語料了解中国人和日本人的想法2023

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      東南大学 外国語学院日語系講座
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 通過難訳詞的分析了解漢語和日語ーー詞彙和句子的翻訳難点在[ロ那]里?2023

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      東南大学 外国語学院日語系講座
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 通過関鍵詞了解当代日本年軽人面臨的社会問題2023

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      東南大学 外国語学院日語系講座
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] ニュース記事レアリアを使う学習 ―“光盤行動”を例に―2023

    • 著者名/発表者名
      塩山正純
    • 学会等名
      中国語教育学会2022年度第3回研究会 ワークショップ「レアリアで授業を作るために~中国語教育の場合」
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 食品表示にまつわるレアリアー標準規格とパッケージ2023

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 学会等名
      中国語教育学会2022年度第3回研究会 ワークショップ「レアリアで授業を作るために~中国語教育の場合」
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] レアリアを使って、どう教材を作るか2023

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      中国語教育学会2022年度第3回研究会 ワークショップ「レアリアで授業を作るために~中国語教育の場合」
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 日本漫画の中国語翻訳のレアリアとしての利用価値2023

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 学会等名
      中国語教育学会2022年度第3回研究会 ワークショップ「レアリアで授業を作るために~中国語教育の場合」
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] レアリアを語学教育に取り入れる―中国語教育を例に―2023

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      言語教育エキスポ2023
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 現代中国語文化語彙についての一考察2023

    • 著者名/発表者名
      干野真一
    • 学会等名
      日本中国語学会北陸支部例会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 《造洋飯書》的中文怎樣表現西餐的烹ren法?(renは食へんに壬)2021

    • 著者名/発表者名
      塩山正純
    • 学会等名
      “近代以来的西餐、洋飯書与大餐館”工作坊
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 中国語の映像広告に見られる注釈表現について2021

    • 著者名/発表者名
      干野真一
    • 学会等名
      日本中国語学会第71回全国大会(二松学舎大学オンライン開催)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 中国語講読授業にレアリアを取り入れる2021

    • 著者名/発表者名
      中西千香
    • 学会等名
      中国語教育学会2021年度第2回研究会(オンライン開催)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 琉球語における漢語語彙の導入2021

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 学会等名
      内田慶市教授退職記念シンポジウム
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 京劇はなぜジンジュになったのか ―学校音楽教科書における中国音楽用語のカタカナ表記について―2020

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 学会等名
      日本音楽学会第71回全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [図書] 現代中国語の文語2024

    • 著者名/発表者名
      石崎博志
    • 総ページ数
      268
    • 出版者
      関西大学出版部
    • ISBN
      9784873547749
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [図書] オタク的翻訳論 日本漫画の外国語訳に見る翻訳の面白さ 巻192022

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 総ページ数
      32
    • 出版者
      自費出版
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [図書] オタク的翻訳論 日本漫画の外国語訳に見る翻訳の面白さ 巻202022

    • 著者名/発表者名
      明木茂夫
    • 総ページ数
      24
    • 出版者
      自費出版
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi