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南アジア系移民のエスニック戦略とトランスナショナルな領域化の比較考察

研究課題

研究課題/領域番号 20K01174
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分04020:人文地理学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

澤 宗則  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (40235453)

研究分担者 南埜 猛  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (20273815)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード移民 / バングラデシュ人社会 / エスニックビジネス / 集住地 / エスニック地理学 / 人文地理学 / インド人 / ネパール人 / エスニシティ / パキスタン人 / エスニックレストラン / 戦略 / 南アジア / インド / ネパール / パキスタン / 移民社会 / 留学生 / エスニック料理店 / インド系移民 / ネパール系移民 / ディアスポラ / パキスタン系移民
研究開始時の研究の概要

南アジア系移民(インド・ネパール・パキスタン・バングラデシュ)のエスニック戦略とトランスナショナルな領域化のプロセスを比較することにより、南アジア系移民社会の特質を明らかにする。エスニシティとは、国籍の下位概念であり、例えばインドのムスリムのベンガル人、パキスタンのムハジール、ネパールのネワール族など、地縁・宗派・言語によって結びついた社会集団の概念である。エスニック戦略とは、エスニックな社会集団の構成員が、そのネットワークを社会関係資本としてホスト社会の中で独自に実践する方策である。トランスナショナルな領域化とは、移民が出身国と受け入れ国などを移動し、越境的領域を作り出すことを意味する。

研究実績の概要

下記のように、学会発表2本と、学術雑誌の査読付き論説1本を発表した。
1)学会発表 リトルダッカの形成ー東京都北区東十条を事例に 2024年度日本地理学会春季学術大会 2024年3月20日
2)学会発表在日バングラデシュ人の集住地-東京都北区東十条 2023年度兵庫地理学協会・12月特別例会 2023年12月17日
3)査読付き論説 在日バングラデシュ人の集住地「リトルダッカ」の形成ー東京都北区東十条・十条を事例に 移民研究 20 1-46 2024年3月
いずれも日本最大のバングラデシュ人の集住地である、東京都北区東十条・十条を事例に考察したものである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

下記のように、学会発表2本と、学術雑誌の査読付き論説1本を発表したため。
1)学会発表 リトルダッカの形成ー東京都北区東十条を事例に 2024年度日本地理学会春季学術大会 2024年3月20日
2)学会発表在日バングラデシュ人の集住地-東京都北区東十条 2023年度兵庫地理学協会・12月特別例会 2023年12月17日
3)査読付き論説 在日バングラデシュ人の集住地「リトルダッカ」の形成ー東京都北区東十条・十条を事例に 移民研究 20 1-46 2024年3月

今後の研究の推進方策

エスニック地理学における問題群を日本における南アジア系移民社会研究の比較考察により明らかにする予定である。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて 2024 2023 2022 2020

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 2件)

  • [雑誌論文] 在日バングラデシュ人の集住地「リトルダッカ」の形成ー東京都北区東十条・十条を事例に2024

    • 著者名/発表者名
      澤 宗則
    • 雑誌名

      移民研究

      巻: 20 ページ: 1-46

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] インド・ネパール料理店の立地展開と戦略ー神戸市の南アジア系エスニック・レストランの比較考察2023

    • 著者名/発表者名
      澤宗則
    • 雑誌名

      移民研究

      巻: 19 ページ: 1-36

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] ネパール人留学生に関するトランスナショナルな関係ーネパールの日本語学校の立地と戦略に着目して2022

    • 著者名/発表者名
      澤 宗則・南埜 猛
    • 雑誌名

      移民研究

      巻: 18 ページ: 1-36

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] インド人IT技術者と商人-東京と神戸の対比2020

    • 著者名/発表者名
      澤 宗則
    • 雑誌名

      移民・ディアスポラ研究

      巻: 9 ページ: 146-155

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] リトルダッカの形成ー東京都北区東十条を事例に2024

    • 著者名/発表者名
      澤 宗則
    • 学会等名
      日本地理学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 在日バングラデシュ人の集住地-東京都北区東十条2023

    • 著者名/発表者名
      澤 宗則
    • 学会等名
      兵庫地理学協会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] インド・ネパール料理店の戦略ー神戸市を事例に2023

    • 著者名/発表者名
      澤宗則
    • 学会等名
      兵庫地理学協会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] インド料理店によるトランスナショナルな領域化ーネパール人のエスニック戦略を中心に2020

    • 著者名/発表者名
      澤 宗則, 南埜 猛
    • 学会等名
      2020年度 現代インド地域研究 広島大学拠点 HINDAS 第3回 研究集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 日本語学校によるトランスナショナルな領域化ーネパールからの留学を斡旋するネットワークの 視点から2020

    • 著者名/発表者名
      南埜猛, 澤宗則
    • 学会等名
      2020年度 現代インド地域研究 広島大学拠点 HINDAS 第3回 研究集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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