研究課題/領域番号 |
20K01549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
飯村 卓也 東京都立大学, 経営学研究科, 教授 (50279634)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2024年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2023年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | マックスミン戦略 / チーム・マックスミン均衡 / 最適反応の弱い非循環性 / 立地モデル / マクシミン戦略 / 片務的競争ゲーム / 非協力ゲーム理論 / ナッシュ均衡 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は少ない情報量で解けるゲームのクラスを明らかにすることを目的に,下記三つを柱とする基礎的な研究を行う.(i) マクシミン戦略やミニマックス・リグレット戦略等の選択でナッシュ均衡解が求められるゲームの研究; (ii) 被支配戦略や最適戦略にならない戦略等の削除でナッシュ均衡解が求められるゲームの研究; (iii) 最適反応等の動学でナッシュ均衡が求められるゲームの研究.これらの研究によって,不完全な情報の下で意思決定をするプレイヤー達が,どのようなゲームでどのようなナッシュ均衡に,どのように到達しうるのかといった知見を獲得し,ゲームの解に関する洞察を深める.
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研究実績の概要 |
令和5年度は,昨年度に引き続き,文献[1]の結果の拡張を試みた.その結果,文献[1]の多重線形のケースを含む設定で[1]と同様な結果が得られることがわかり,現在論文にまとめているところである.その他,当初予定していた諸々の目標を見直しているところである. [1] von Stengel, B. and Koller, D. (1997), Team-maxmin equilibria, Games and Economic Behavior, 21:309--321.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
私事による都合で十分な研究時間を確保できなかったことが大きな理由であるが,目標を少し高く設定しすぎていたことも成果をだすのに時間がかかる理由であった.
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今後の研究の推進方策 |
今回目標を若干低めに設定しなおすことで一定の結果が得られたので,あとはそれを学会報告や論文公刊の形で成果としてだすことをまず第一の目標とする.また今年度は最終年度であるため,エフォートを高めて成果を上げていきたい.
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