研究課題/領域番号 |
20K01697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
岡田 啓介 関西大学, 経済学部, 教授 (70633064)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 生産性 / 技術伝播 / 制度 / 民主主義 / 貿易自由化 / 汚職 / グローバル・バリュー・チェーン / 技術 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、マクロ・ミクロレベルの双方の観点から、技術水準・生産性の向上をもたらす要因を考察する。マクロレベルの技術水準を向上させる要因として制度の質、金融市場の不完全性の役割に注目し、政治制度が技術拡散に与える効果に関する研究、金融市場の発展が技術拡散に与える効果に関する研究を行う。また、近年、企業レベルのミクロデータを用いた研究の重要性が指摘されていることから、日本企業のデータを使用し貿易自由化が企業の全要素生産性に与える影響に関する研究を実施する。
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研究成果の概要 |
経済発展は途上国・先進国といったマクロレベルから企業・個人のようなミクロレベルまであらゆるレベルで追求されている。経済の技術水準・生産性を向上させることが経済発展にとって重要であり、本研究課題ではマクロ・ミクロレベルの双方の観点から、技術水準・生産性の向上をもたらす要因を考察した。マクロレベルの研究では政治体制が技術伝播に与える影響、技術導入が経済成長に与える影響を検証した研究を、ミクロレベルの研究では貿易自由化が企業の生産性に与える影響を考察した研究を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
経済の技術水準・生産性を向上させることが経済発展にとって重要であるが、その向上をもたらす要因についてはさまざまな議論が存在している。本研究課題では、マクロレベルのデータを用いて政治体制が技術伝播に与える影響、技術導入が経済成長に与える影響を理論的・実証的に研究した。また、ミクロレベルの観点から貿易自由化が企業の生産性に与える影響を理論的に考察した。これらの研究を通して、技術水準・生産性の向上をもたらす要因に関する知見に学術的貢献を成した。
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