研究課題/領域番号 |
20K01846
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 埼玉大学 (2021-2023) 小樽商科大学 (2020) |
研究代表者 |
加藤 敬太 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (10581861)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 組織美学 / 組織文化論 / 老舗企業 / 事例研究 / フィール研究 / 経営学 / 経営組織論 / 経営戦略論 / 組織文化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、老舗企業の伝統継承において組織文化論的な側面に着目し、企業組織の長期存続のメカニズムや方法、仕組みを明らかにすることを目的としている。わが国には、数百年の歴史を有する老舗企業が多数存在する。本研究は老舗企業のフィールド調査を通じて、一般に企業組織が長期存続するための論理的な洞察を導くことを最終目標としている。
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研究実績の概要 |
今年度は、これまでレビューしてきた組織文化論を発展させた組織美学に関して、その観点からのフィールド調査ならびに学会報告、研究書の執筆に向けた作業を遂行してきた。途中、ファミリービジネス学会全国大会で研究成果の成果を報告した。また、世界的にトップレベルの研究者が所在するオーストラリアのメルボルン大学で研究成果の報告をしてフィードバックを受けた。そのうえで、組織美学に関連するレビューをまとめ、国際学会ANZAM - Australian and New Zealand Academy of Managementに採択され報告を行った。さらにブラッシュアップしたものを年度内に組織学会研究発表大会に申込し採択された。来年度に向けて、研究書の出版を目指して準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍、以降のフィールド研究の遅れを取り戻しつつある。次年度は、これまで収集したデータをもとに事例分析の成果を公刊する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、組織学会研究発表大会での報告がすでに採択されている。補足的なフィールド調査を行い、年度末に向けて、論文の執筆と研究書の執筆に全力を尽くす所存である。
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