研究課題/領域番号 |
20K01860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
咲川 孝 中央大学, 国際経営学部, 教授 (80272805)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 異文化研究 / 多国籍企業 / 組織文化 / 国の文化 / 管理慣行 / 従業員の態度 / 人的資源管理 / コロナ禍 / 異文化経営 |
研究開始時の研究の概要 |
異なる社会の言語、及び経済、社会的環境、とりわけ異なる国、地域や社会の文化を理解する能力が必要である。これを背景にして、社会、地域の文化の変わらぬ伝統的な次元、及び時代にあった、新しい文化の次元を明らかにすることが必要であるが、既存研究はこれに回答できていない。この間隙を埋めることが本研究の主たる目的である。この主目的を達成するための操作的目的として、国の文化の次元を明らかにするだけでなく、社会、国の文化が及ぼす効果が、多国籍企業の海外子会社か、現地企業と多国籍企業とのジョイントベンチャーか、現地企業かという組織形態または所有形態によって、違いがあるかどうかなどを明らかにする。
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研究成果の概要 |
これらの研究調査のなかで、異なる国、異なる国の文化環境と人的資源管理の慣行との関連、異文化の次元の追求、異文化と多国籍企業との関連などを研究してきた。これらの研究を通して、異文化研究の限界、つまり国の文化の測定、新しい次元の発見は困難であり、異文化よりも、組織文化から国の違い、国の文化の違いにアプローチをしたほうが、国の文化の違いが理解するには効果的ではないかと考えるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多国籍企業に焦点を当て、国の文化と組織文化とのつながりを明らかにした場合、進出国の現地の文化、本社がある国の文化からも影響をうけるので、複雑な組織文化の性質、その存在を解明でき、いわば組織文化の存在論(オントロジー)を確立できる。
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