研究課題/領域番号 |
20K01870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
伊佐田 文彦 関西大学, 総合情報学部, 教授 (80387646)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | 組織間関係 / 社会ネットワーク分析 / モビリティ・イノベーション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,今日の自動車および関連産業における業界構造の変化に伴う,組織の境界や組織間関係の変化を動的に分析することである。 分析手法として,関連する複数の業界にわたる情報を,多年度にわたり,かつ国際的に収集し,テキストマイニングの手法を用いて分析してビッグデータを構築する。そして,社会ネットワーク分析の手法を用いて組織間関係を分析し,他の諸情報と組み合わせて定量的かつ実証的に因果関係を分析する。 研究の目標として,関連諸業界の関係性や階層構造,個々の企業のネットワーク上の位置取りや組織間関係等の変化を明らかにし,変化の要因を考察するとともに,業界全体の健全な成長のための組織間関係を示す。
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研究成果の概要 |
本研究では、今日の自動車関連業界の技術環境等の変化に伴って、組織の境界や組織間関係がどのように変化しているのかを実証的に分析した。分析手法として、関連データを、多年度にわたり、かつ国際的に収集し、分析用の統合的なデータベースを構築し、社会ネットワーク分析の手法などを用いて分析した。分析の結果、組織間のネットワークに構造的な変化が観測され,また技術領域や地域によって多様であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
諸先行研究において、自動運転車やコネクテッド・カーなどといった自動車業界の技術変化が、既存の組織間関係に与える影響の多寡については、必ずしも結論は一致しておらず、また分析対象や方法として事例研究によるものが多い。本研究では、全世界の自動車メーカーおよび関連組織間の関係性について、統合的かつ実証的に分析し、その変化を明らかにしたことが、主要な学術的あるいは実践的な意義である。
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