研究課題/領域番号 |
20K01893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
板垣 博 武蔵大学, 総合研究機構, 研究員 (20125884)
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研究分担者 |
金 熙珍 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (40634530)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 出向者 / 逆出向者 / 企業内知識移転 / 日本企業 / 知識移転 / 共通言語 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究でめざすのは、次の3点を焦点とした研究である。 ①出向者と逆出向者の企業内知識移転における役割を、移転される知識の内容ごとに個人ベースで比較分析し、どの点で両者は代替可能で、どの点では相互補完的かを明らかにする。②使用される言語によって、両者の役割がどのような影響を受けるかを明らかにする。③出向者・逆出向者の役割について日本企業と欧米企業の共通点と相違点を観察する。 本研究は深いケース分析を目的とする定性研究であり、日本企業5社、アメリカ企業1社、ドイツ企業1社、計7社の出向者と逆出向者個々人を対象としたインタビューを行う。
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研究実績の概要 |
新型コロナパンデミックによって2022年度も対面式のインタビューは全く実施できなかった。また、初対面の方との深いインタビューをオンラインで実施することは極めて難しい。代わって、研究成果欄に記した金論文および報告は、出向者をより広く捉えたGlobal Mobilityをキーワードとして出向者・逆出向者の知識移転に焦点を当てているので、そこで扱われている既存研究のレビューを通じて本研究のデザインをより深めるための議論を、研究代表者と分担者の間で行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナパンデミックによって、本研究の核となる出向者・逆出向者へのインタビューが全く行えなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
今年度は、新型コロナパンデミックの落ち着きとともに、国内外の企業が訪問インタビューを受け入れてくれることが見込まれるので、夏以降に精力的に実地調査を実施して、研究の遅れを取り戻し、最終的な研究成果の仕上げにつなげていきたい。
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