研究課題/領域番号 |
20K01942
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
中村 裕一郎 目白大学, 経営学部, 教授 (00711813)
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研究分担者 |
相澤 鈴之助 秀明大学, 総合経営学部, 准教授 (10764053)
岡田 英治 (米岡) 茨城キリスト教大学, 経営学部, 准教授 (70756965)
宮川 宏 専修大学, 経営学部, 准教授 (10744063)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 中小企業 / 企業間連携 / 補完性 / 親和性 / 情報共有 / 情報開示 / 財務情報 / 非財務情報 / ビジネスモデル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は企業がお互いの情報を共有することで新事業の差別化や事業展開が促進される条件とは何かという問いを明らかにすることである。企業間関係の基盤を作り,企業のネットワークが結ばれることで自社の特許,技術やノウハウを生かして,革新的なイノベーションを達成し,成果を上げる仕組みを明らかにすることである。この問いを明らかにするために,本研究では経営学と会計学の視点から企業間の情報共有関係が新事業開発に与える影響について考察する。
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研究成果の概要 |
中小企業間連携ではどのような情報を重視して連携先企業を選択しているのか明らかにすることを目的として経営資源の補完性と企業間特性の親和性の2軸による調査を行うためのアンケート調査を行った。調査結果から以下が明らかとなった。 連携先企業の選択する上で重要とする情報について、経営資源の補完性の面では、相手企業の保有技術について重要とする回答が多く、発案企業では実際に発注を行うことが多い。企業間特性の親和性では、相手企業の社長の経営意識、相手企業の将来像、相手企業所属の人材を重要とする回答が多かった。因子分析においても企業間特性の親和性が寄与率の高い因子として現れた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国の経済において中小企業に対する新技術や新規事業の開発への期待は大きいが、中小企業は資源の限られた組織であり、新規技術の開発や新規事業に単独で取り組むよりも、企業連携を行うことで、取り組むことが可能となる。昨今、中小企業が連携事業に取り組む例が増加してきており、これまでは、中小企業の連携事業に対して、動機やマネジメントの視点で多くの研究がなされてきた。しかし、相手企業をどのように探索しているのか、探索すれば良いのか、どのような情報を探索しているのか、探索すれば良いのかといった視点での研究が不足している。本研究はどのような情報を探索しているのかという領域で貢献することができた。
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