研究課題/領域番号 |
20K02211
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
舟木 紳介 福井県立大学, 看護福祉学部, 准教授 (50315842)
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研究分担者 |
濱野 健 北九州市立大学, 文学部, 教授 (40620985)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | デジタルストーリーテリング / オーストラリア / デジタルメディア / 多文化 / 移民定住支援 / ソーシャルワーク / クリティカル多文化実践 / デジタル・ストーリーテリング |
研究開始時の研究の概要 |
多民族・多文化社会において、デジタル・ストーリーテリングが移民コミュニティの地域 社会における社会的結束にどのような意義を持っているかについて、オーストラリア・シド ニーをフィールドとして調査・分析し、クリティカル多文化実践をめざした新たな多文化ソ ーシャルワーク実践モデルを構築することである。
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研究成果の概要 |
本研究は、多民族・多文化社会において、デジタル・ストーリーテリングが移民コミュニティの地域社会における社会的結束にどのような意義を持っているかについて、オーストラリア・シドニーをフィールドとして調査・分析し、クリティカル多文化実践をめざした新たな多文化ソーシャルワーク実践モデルを構築することを目的として調査研究を行なった。コロナウイルス感染症蔓延の状況下で、オーストラリアでの現地調査は1回のみであったが、オンラインの調査も合わせて実施した。最終年度には、調査全体の分析および成果公開のために「デジタルストーリーテリング実践のためのマニュアル」を作成することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
オーストラリアでは、1990年代に日本、韓国などのアジア諸国のミドルクラス技術移民・国際結婚移民が急増する一方で、そのようなミドルクラス移民は、社会福祉サービスを必要としない社会・経済資本を持つ集団とみなされ、これまで調査研究の対象となってこなかった。本研究では、社会的結束を目指したデジタル・ストーリーテリングの実践がミドルクラス移民コミュニティの文化的、社会的、政治的な参加促進にどのように影響を与えているかについても検討することができた。
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