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地域の児童館の子育ち・子育て支援におけるソーシャルワークに関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K02298
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関新見公立大学

研究代表者

八重樫 牧子  新見公立大学, 健康科学部, 講師 (80069137)

研究分担者 泉 宗孝  新見公立大学, 健康科学部, 助教 (10847461)
三好 年江  就実短期大学, 幼児教育学科, 准教授 (70390250)
直島 克樹  川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (70515832)
井上 信次  新見公立大学, 健康科学部, 教授 (80441484)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード児童館 / 利用者評価 / 子どもの社会性 / 子育て支援 / 相談支援 / ソーシャルワーク / 質問紙調査 / 相談援助 / 児童センター / 親子の居場所 / 児童健全育成 / 子育ち・子育て支援 / ヒアリング調査 / 配慮を必要とする子どもや保護者 / 傾聴・受容 / 寄り添い型支援 / 実践モデル / 実証的研究
研究開始時の研究の概要

本研究は、地域の児童館の子育ち・子育て支援におけるソーシャルワークに関する実証的研究である
岡山市と倉敷市の児童館活動について、文献研究、質的研究(児童館職員を対象にしたヒアリング調査やフォーカスグループインタビュー調査)、量的研究(児童館の利用者評価に関するアンケート調査)を実施する。なお、2006年(16年前)に実施した同様の利用者評価と比較検討を行う。これらの結果を踏まえて、地域の特性を活かした児童館の子育ち・子育て支援のためのソーシャルワーク実践モデルを提示する。

研究成果の概要

本研究の目的は、地域の児童館の子育ち・子育て支援におけるソーシャルワークに関する実証的研究を行うことによって、児童館の子育ち・子育て支援のソーシャルワーク実践モデルを明らかにすることである。A市とB市の児童館の職員に対するフォーカス・グループインタビュー、および児童館を利用する子どもと保護者を対象とするアンケートを実施した結果、①児童館によく利用する子どもは職員によく相談しており、協調性や創造性が高く、②児童館をよく利用し、また支援者によく相談する保護者ほど児童館の利用者評価が高くなっていた。このことから地域の特性を踏まえた児童館の相談支援(ソーシャルワーク)の重要性が明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

A市とB市の児童館の利用状況や利用評価を調査研究した結果、B市の児童館を利用する子どもや保護者の方が利用者評価が高く、地域差が明らかになった。児童館の職員に相談することによって、子どもの社会性(協調性・創造性)が高くなることや、保護者の利用者評価が高くなることも明らかになった。このことから、地域の児童館の特性を踏まえて、児童館の相談支援(ソーシャルワーク)の充実を図っていくことの重要性を実証的に明らかにすることができたことに社会的意義があるといえる。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (13件)

すべて 2024 2023 2022 2021

すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 地域の児童館を利用している子どもの社会性に関する調査研究―A市とB市の児童館を利用している子どもの利用者評価に関する調査より―2024

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子、井上信次、直島克樹、三好年江、泉宗孝
    • 雑誌名

      川崎医療福祉学会誌(和文)

      巻: 34巻1号

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] こどもの居場所を基盤としたソーシャルワークの連携・協働に基づく生活の変化と地域づくりを目指して―2023

    • 著者名/発表者名
      直島克樹
    • 雑誌名

      学校ソーシャルワーク研究

      巻: 18 ページ: 14-21

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 障害のある子どもを対象とする放課後等デイサービスの役割・機能の整理2023

    • 著者名/発表者名
      泉宗孝
    • 雑誌名

      川崎医療福祉学会誌

      巻: 32(2 ページ: 255-366

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 岡山市の就学前親子の居場所づくりの現状と課題-岡山市市民協働推進事業「就学前親子の居場所づくり事業」の実践を通して-2022

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子・美咲美佐子・窪田昌子・片山由美子・久川春菜
    • 雑誌名

      新見公立大学紀要

      巻: 42 ページ: 95-102

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] こども食堂を通じた地域福祉の内発的発展―Z 県内のこども食堂運営者へのインタビューから―2022

    • 著者名/発表者名
      植田嘉好子・直島克樹・八重樫牧子
    • 雑誌名

      川崎医療福祉学会誌

      巻: 31(2) ページ: 331-341

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 社会福祉におけるこども食堂への考察―文献研究を通じた理論的検討から―2022

    • 著者名/発表者名
      直島克樹・八重樫牧子・植田嘉好子
    • 雑誌名

      川崎医療福祉学会誌

      巻: 31(2) ページ: 343-352

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] システムの変革を担うソーシャルワークの 理論的枠組みへの考察 ―ミクロからマクロレベルの連動性とストレングス視点の結びつきに着目して―2022

    • 著者名/発表者名
      直島克樹
    • 雑誌名

      川崎医療福祉学会誌

      巻: 31(1) ページ: 31-47

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 子ども虐待と子育て不安や就学前親子のニーズに関する関連性-岡山市の就学前親子の居場所に関する調査より-2021

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子
    • 雑誌名

      厚生の指標

      巻: 68(12) ページ: 18-26

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 地域の児童館を利用している子どもの社会性に関する調査研究―A市とB市の児童館を利用している子どもの利用者評価に関する調査より―2023

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子、井上信次、直島克樹、泉宗孝
    • 学会等名
      日本社会福祉学会 第71回秋季大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 児童館を利用する保護者の利用者評価―子ども虐待、子育て不安、利用頻度、相談有無との関連を中心に―2023

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子、井上信次、直島克樹、三好年江、泉宗孝
    • 学会等名
      日本子ども虐待防止学会 第29回学術集会滋賀大会
    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [学会発表] 放課後等デイサービスの現状と課題-職員のインタビュー調査を通して-2023

    • 著者名/発表者名
      泉宗孝・末光茂・八重樫牧子
    • 学会等名
      第27回岡山県保健福祉学会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 岡山市就学前親子の居場所づくりの現状と課題(その2)─利用者のプレポスト調査結果とグループ・インタビュー調査結果から─2022

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子
    • 学会等名
      日本保育学会第75回大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] A市の就学前親子の居場所づくりの現状と課題―A市市民協働推進モデル事業「就学前親子の居場所づくり事業」の実践を通してー2021

    • 著者名/発表者名
      八重樫牧子
    • 学会等名
      日本保育学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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