研究課題/領域番号 |
20K02300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 群馬医療福祉大学 |
研究代表者 |
鈴木 秀夫 群馬医療福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (20458467)
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研究分担者 |
新藤 健太 群馬医療福祉大学, 社会福祉学部, 講師 (00752205)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | CD- TEP評価アプローチ法 / プログラム評価 / 治療共同体 / 効果的援助要素 / CD-TEP評価アプローチ法 / GP事例実践家 / インパクト理論 / プロセス理論 / 精神科スーパー救急病棟 / プログラム評価( / 精神科スーパー救急 / 病院作りから街作り / 精神障害者支援 / 効果モデル |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は「治療共同体を基盤とした効果的な精神障害者支援モデル(効果モデル)」を構築することを目的とする。 本研究は次の5ステージで行う。すなわち、(第Ⅰステージ)効果モデル構築のためのアプローチ法検討と合意形成、(第Ⅱステージ)予備的プログラム評価調査の実施、(第Ⅲステージ)暫定効果モデルの構築、(第Ⅳステージ)全国精神科病院調査の実施、(第Ⅴステージ)効果的なプログラムモデルの提案モデルの構築である。
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研究成果の概要 |
家庭の状況により研究が大幅に遅れた中での研究成果の概要となる。研究のステージとしてはのぞえ総合心療病院(以下N病院とする)の3部門調査対象者3名(精神保健福祉士、看護師、臨床心理士)とオブザーバーの病院長にインタビュー調査を実施した。本研究は調査の結果や実践家の研究参画を得たことで「効果的援助要素」等有効なプログラムであると確認できた。この成果は他の病院との比較調査を可能にし、次の研究ステージを進められることを証明した。 具体的にはN病院と群馬県内のスーパー救急病棟を運営する3病院との比較調査である。入院期間短縮化に向けた支援方法の違い、組織体制やプログラムの違いが明確になった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
N病院を研究フィールドとして進め、研究方法はCD-TEP評価アプローチ法に基づき進めた。研究者は治療共同体を基盤とする実践家と共に「効果的援助要素」を明らかにし援助要素の有効性を内容分析から示した。例えば多職種によるチームアプローチやそれを支える支援体制を具体的に表すことが出来た。 本研究は重い症状を持つ入院患者への支援として我国における最重要課題の解決に関するテーマに向けたもので学術的意義、社会的意義は高い。最終段階の全国調査はかなわなかったがスーパー救急病棟を運営する病院と、病棟を持たない病院との比較研究に道筋をたてられた。本研究の社会意義が明らかになった。
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