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長期的な朝食の欠食がエネルギー代謝に及ぼす影響―朝食欠食者を対象として―

研究課題

研究課題/領域番号 20K02347
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関仙台大学

研究代表者

平良 拓也  仙台大学, 体育学部, 准教授 (00711326)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード朝食欠食 / エネルギー代謝 / 肥満 / 朝食欠食者
研究開始時の研究の概要

肥満はエネルギーバランスの乱れにより引き起こされるが、単回の朝食欠食においては1日のエネルギー消費量は変化しない。そのため、習慣的な朝食欠食がエネルギーバランスに影響している可能性が高い。申請者は予備試験により、習慣的な朝食欠食者は食後のエネルギー消費量が低下していることを確認している。
本研究の目的は朝食欠食による過体重/肥満の発生メカニズムを明らかにすることとし、以下の2点について検討を行う。①習慣的な朝食欠食者のエネルギー代謝が低下しているか、②朝食欠食の暴露による影響はどのくらいの期間で現れるのか?そして、エネルギー代謝に関連する因子はどのような変化がみられるのか?

研究実績の概要

肥満はエネルギーバランスの乱れにより引き起こされるが、単回の朝食欠食においては1日のエネルギー消費量は変化しないことが報告されている。そのため、習慣的な朝食欠食がエネルギーバランスに影響している可能性が高い。申請者は予備試験により、習慣的な朝食欠食者は食後のエネルギー消費量が低下していることを確認している。本研究の目的は朝食欠食による過体重/肥満の発生メカニズムを明らかにすることとし、1年間以上の習慣的な朝食欠食者においてエネルギー代謝にどのような特徴がみられるかどうかについて明らかにすることである。
健常な若い男女を対象に1日3食をクロスオーバー法で実施し、エネルギー代謝をヒューマンカロリメーターを用いて測定した。ヒューマンカロリメーター内での活動は身体活動レベルを1.5に制限し、食事摂取基準を用いて身体活動レベルに合わせて食事内容を決定した。さらに、体格の影響が出ないように食事量を体重に合わせてコントロールした。また、食物摂取頻度調査法を用いて、習慣的な食事摂取量を調査した。朝食欠食の判定については、健康・栄養調査より引用し、1年以上朝食欠食の習慣がみられる場合に朝食欠食者とした。
健常若年者15名(男性7名:女性8名)、を対象とし、朝食欠食のアンケートにより、朝食摂取群(n=7)と朝食欠食群(n=8)に分けた。身体的特性は両群間に有意な差はなかった。BS群の各項目はBE群と比較して低値を示す傾向であった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウィルス感染症や、2021年、2022年に起こった震度5程度の地震の影響により、測定方法の見直しや測定機器の修理のためデータ収集が遅れている。
2023年度は、代謝チャンバーの故障に伴う測定機器の入替を行ったこともあり、データ収集が遅れている。

今後の研究の推進方策

遅れているデータ収集を進めていく。
また、得られたデータを基に研究発表を進めていく予定である。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] トレーニングをしていない女子大学生における習慣的朝食欠食が最大酸素摂取量に及ぼす影響2021

    • 著者名/発表者名
      平良拓也、久保佳子、加藤守匡
    • 学会等名
      日本スポーツ栄養学会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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