研究課題/領域番号 |
20K02469
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 神戸学院大学 |
研究代表者 |
前林 清和 神戸学院大学, 現代社会学部, 教授 (10241168)
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研究分担者 |
諏訪 清二 兵庫県立大学, 減災復興政策研究科, 客員教授 (10814957)
田中 綾子 関西国際大学, 経営学部, 講師 (20845086)
舩木 伸江 神戸学院大学, 現代社会学部, 教授 (50434915)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 防災教育 / アクティブラーニング / 学習プログラム / 教材 / 南海トラフ巨大地震 / 津波避難 / 災害対応 / 語り部 / 学習プログラム・教材 / 南海トラフ巨大地震・津波 / 避難・避難経路 / ドローン空撮映像 / 教材開発 / 小学校 / 中学校 / 意識・行動を学ぶ教材 / 知識を学ぶ教材 / 意識および行動を学ぶ教材 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、アクティビティおよびそれを使った学習プログラムを開発し、防災の「知識を学ぶ教材」「意識・行動を学ぶ教材」を開発して検証を行い、その効果を明らかにすることを目的とする。 1.小学校・中学校の「知識を学ぶ教材」の研究・開発・製作を行う。内容は、災害タイムラインに沿って地震や水害、土砂災害の知識を学ぶ教材の開発である。(2020年度) 2.小学校・中学校の「意識および行動を学ぶ教材」の研究・開発・製作を行う。内容としては、自分で考えて行動できる能力を身に着けるための教材開発を行う。(2021年度) 3.効果の検証をアンケート調査やインタビュー調査を駆使して行う。(2022年度)
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研究成果の概要 |
アクティブラーニングとして活用できる学習プログラムと教材を開発した。2020年度では「知識を学ぶ教材」として、「考えよう、話し合おう!災害時系列ワークショップ docoka」、「阪神・淡路大震災語り部教材」および「防災タイムアタック 津波が来る!」を開発し、作成した。2021年度、2022年度では、「意識および行動を学ぶ教材」として「防災教育プログラム、鳥の眼・虫の眼」を作成した。また、2021年度、2022年度に作成した学習プログラムと教材を用いて、実際に小学校・中学校などで試用しアンケート調査を実施した。その効果を検証した研究論文が、防災教育学研究2-1、社会貢献学研究6-1に掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
防災教育プログラムや教材の開発研究は、単発的なものが多く体系化、標準化に基づいた研究はされていない。本研究は筆者らが防災教育の全国的な標準化をめざして開発した発達段階にそった体系的で具体的なカリキュラムに基づいた構築し、小学校低学年、中学年、高学年、中学校、高等学校ごとのテキストに準拠したアクティブラーニングを前提とした防災教材を開発し、検証した点にその学術的意義がある。 また、社会的意義としては、開発、作成した防災教育プログラム・教材はそのまま小学校や中学校あるいは高等学校などの防災教育において活用でき、防災教育の質の向上と普及に大きな効果がある。
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