• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

「チームとしての学校」を担う教員に求められる資質・能力を構成する概念に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K02487
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

高橋 平徳  愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (90612200)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワードチームとしての学校 / コミュニティ・スクール / 教員に求められる資質能力 / 専門職連携教育 / IPE / 専門職連携実践 / IPW / 連携からの学習 / 教員養成 / 専門職連携 / 教員の資質能力
研究開始時の研究の概要

本研究「「チームとしての学校」を担う教員に求められる資質・能力を構成する概念に関する研究」は,「チームとしての学校」を運営していく上で,それを中核として担う教員に求められる資質・能力というものが,いかなる概念から構成されているのかを,他の学問領域を含めた先行研究や,これまでの中教審答申や提言等の検討,学校内外の人材と連携・協働している教員に対するインタビュー調査を実施し分析することによって明らかにすることを目指している。

研究実績の概要

本研究「チームとしての学校」を担う教員に求められる資質・能力を構成する概念に関する研究」は,「チームとしての学校」を運営していく上で,それを中核として担う教員に求められる資質・能力というものが,いかなる概念から構成されているのかを,他の学問領域を含めた先行研究や,これまでの中教審答申や提 言等の検討,学校内外の人材と連携・協働している教職員に対するインタビュー調査を実施し分析することによって明らかにすることを目指している。 22年度でも文献検討,先行研究の整理を継続して取り組み,これまでに検討してきた運営者としての資質能力(コミュニケーション力,チームワーク力, リー ダーシップ力),企画者のとしての資質能力(状況認識力,意思決定力),実践者としての軸となる資質能力(連携マインド,省察力),所属する組織の一 員として の資質能力(組織内調整力,組織間調整力)とともに,ヒューマンスキル,ノンテクニカルスキル,トランスファラブルスキルといった概念や,あらたにOECD Learning Compass 2030が示す共同エージェンシーの概念も含めながら「チームとしての学校」を担う教員に求められる資質・能力を構成する要素の検討を重ねている。 また,チームとしての学校,コミュニティ・スクールといった地域と学校で連携している組織等の活動や協議会,報告会への参加や視察,学校内外の人材と連携・協働している教職員や学生に対するインタビューを継続している。 こうした成果を教員志望の学生を対象とした授業や活動,リフレクションに活かし,教員養成カリキュラム改善の検討にも活用している。 より多くの活動や協議会,報告会等への参加や視察,繋げたネットワークによりインタビュー対象を拡大しながらその成果をまとめ、研究の達成を目指していく。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

文献検討,先行研究の整理は継続して進めることができている。またチームとしての学校,コミュニティ・スクールといった地域と学校で連携している組織等の活動や報告会へ遠隔,対面を通して参加できた。学校内外の人材と連携・協働している教職員や学生に対するインタビューも実施できた。繋いできたネットワークをもとに活動への参加やインタビュー対象の拡大の目処が立っているため,おおむね順調に進展していると評価する。

今後の研究の推進方策

文献検討,学会報告・論文化を目指した検討に関しては,インタビュー調査研究を重ね活かしながら進めていく。その調査研究に関しては,遠隔での報告会等へ の参加やインタビューの実施も行いながら,対面での活動や報告会への参加,インタビューの実施も重ねながらその成果をまとめ、研究の達成を目指していく。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2024 2023 2022

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 学生企画型学校体験活動を通しての教員志望学生の成長に関する一考察―わくわくチャレンジサタデー久米での活動をもとに―2024

    • 著者名/発表者名
      高橋平徳,白松賢
    • 雑誌名

      大学教育実践ジャーナル

      巻: 23 ページ: 69-74

    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] withコロナ時代における学生宿泊型教育体験活動の試み-2021年度,2022年度「リーダー村」での活動より-2023

    • 著者名/発表者名
      高橋 平徳 , 日野 克博 , 德田 義実 , 二宮 啓 , 髙木 啓吾
    • 雑誌名

      大学教育実践ジャーナル

      巻: 22 ページ: 91-101

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 教職課程ディプロマ・ポリシー到達度自己評価尺度を活用した学修成果についての考察2022

    • 著者名/発表者名
      高橋平徳,白松賢
    • 雑誌名

      大学教育実践ジャーナル

      巻: 21 ページ: 11-15

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 学生企画型学校体験活動を通しての教員志望学生の成長に関する一考察2023

    • 著者名/発表者名
      高橋平徳,白松賢
    • 学会等名
      令和5年度日本教育大学協会研究集会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 「これからの教員に求められる資質能力」の育成を目指す「伊予の伝承文化を学び伝えるリーダー村」の成果と課題に関する研究2022

    • 著者名/発表者名
      高橋平徳 , 日野克博 , 德田義実 , 二宮啓 , 髙木啓吾
    • 学会等名
      令和4年度日本教育大学協会研究集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi