研究課題/領域番号 |
20K02510
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
降旗 信一 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00452946)
|
研究分担者 |
SINGER Jane 京都外国語大学, 国際貢献学部, 教授 (00570003)
秦 範子 都留文科大学, 教養学部, 非常勤講師 (20829783)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 教職教育 / 自主防災組織 / 地域教育資源 / 中小企業経営者の参加 / ESD / 博物館 / DX時代 / アイヌ文化学習 / 食育 / 学社融合ESDプログラム / 中小企業経営者 / DX教育 / 単元指導計画 / 小学校 / 中学校 / 高等学校 / 学校地域連携 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、社会教育・生涯学習研究やESD・環境教育研究の蓄積をふまえ社会教育・生涯学習と学校教育との連携・協働のもとに自主防災組織が地域の防災教育を実践していくためのプログラムを開発する。とりわけ大学と中学校との連携における学社融合ESDプログラムを展開している東京都府中市に着目する。この地域では、2017年度より大学と中学校との連携における学社融合ESDプログラムとして防災教育が展開されてきたが、これまで自主防災組織の参加は十分に意識されてこなかった。そこで、本研究では、中学校区の自主防災組織への学習支援の成果と課題を検証した上でそれぞれのモデルプログラムを開発する。
|
研究成果の概要 |
自主防災組織を住民の学習組織と捉え、社会教育・生涯学習研究やESD・環境教育研 究の蓄積をふまえ社会教育・生涯学習と学校教育との連携・協働のもとに自主防災組織が地 域の防災教育を実践していくためのプログラムを開発した。コロナ禍によりDX関連のインフラが急速に整備されたことから、住民と学校とのDXを活用した防災教育の実践のためのネットワークを構築した。その結果、地域の中小企業経営者の参加を得ることができ、新たな社会教育・生涯学習と学校教育との連携・協働のもとでの防災教育を実践していくためのプログラム開発のための基盤となるシステムを開発した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自主防災組織には、担い手の不足、防災意識の不足、地域による活動の差、支援する側の人材の不足、ノウハウの不足などが課題として指摘されている。本研究では大学の教職課程が自主防災組織と地域の学校とのつなぎ役になることを念頭に住民・市民と教職履修学生とが協働で,地域の教育資源を活かした教育課程案を発信する仕組みを開発した。 とりわけ自主防災組織への実装を念頭においたコロナ禍後の中小企業経営者と教職履修学生との協働の取り組みでは,小学校から高等学校までの各学校現場のオンライン学習ツールの活用により,これまではアクセスが困難だった学校外のさまざまな人々や機関の参加による防災教育の新たな可能性を明らかにした。
|