• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

中華学校の社会化機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K02596
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09020:教育社会学関連
研究機関下関市立大学

研究代表者

石川 朝子  下関市立大学, 教養教職機構, 准教授 (60759877)

研究分担者 芝野 淳一  中京大学, 現代社会学部, 准教授 (10758577)
喜始 照宣  園田学園女子大学, 人間健康学部, 助教 (40798922)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード中華学校 / 外国人学校 / キャリア形成 / 進路開拓 / 学校文化継承 / 卒業生教員 / 華僑教育 / 進路形成 / 継承 / 卒業生 / 進路開拓動向 / 社会化機能
研究開始時の研究の概要

本研究課題「中華学校の社会化機能に関する研究」の目的は、①中華学校出身者の進路実態を把握し、②中華学校での教育経験が進路形成過程に与える影響を解明することである。具体的には、日本にある中華学校5校を対象としたフィールドワークを継続し、学校関係者や出身者への聞き取り調査によって進路実態の把握を行うことで、かれらの進路形成過程と学校経験の関係を明らかにする。この課題への取り組みを通じて、出身者の進路を視野に入れた外国人学校の社会化機能に関する理論モデルを構築し、グローバル化時代における外国人学校の役割や意義について新たな視点を提出することを目的としている。

研究成果の概要

まず1点目として、これまで日本における中華学校5校の経営戦略や学校文化に関 する研究と本科研テーマであるキャリア形成(主に進路形成)についての議論を合わせ、中華学校における進路開拓の動向について論文を執筆できたことである。関東にある2つの中華学校への調査及び校長へのインタビューから、最新の進路開拓動向に関する比較を行った。2点目は、中華学校の卒業生教員へインタビューを行い、中華学校卒業生のキャリア形成のあり方や学校文化継承への役割について明らかにすることができた。その内容を国際学会で発表し、その内容をもとに現在投稿論文作成中である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題の目的は、①中華学校出身者の進路実態を把握し、②中華学校での教育経験が進路形成過程に与える影響を解明することであった。日本にある中華学校5校を対象としたフィールドワークを継続し、学校関係者や出身者への聞き取り調査によって進路実態の把握を行うことで、かれらの進路形成過程と学校経験の関係を明らかにすることができた。この課題への取り組みを通じて、これまでの先行研究では対象とされてこなかった、卒業生教員のキャリアと中華学校における華僑教育の継承についてその関係が明らかとなり、グローバル化時代における外国人学校の役割や意義について新たな視点を提出することができた。

報告書

(5件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 中華学校における進路開拓の動向―横濱中華学院と横浜山手中華学校を事例に―2020

    • 著者名/発表者名
      石川 朝子、喜始 照宣、芝野 淳一
    • 雑誌名

      帝京大学宇都宮キャンパス人文編 研究年報

      巻: 26 ページ: 27-49

    • NAID

      40022469954

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] "Alumni Teachers" in Chinese Schools: Their Roles in the Inheritance of Overseas Chinese Education in Japan"2022

    • 著者名/発表者名
      ISHIKAWA Tomoko, SHIBANO Junichi, KISHI Akinori
    • 学会等名
      International Society for the Study of Chinese Overseas
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi