研究課題/領域番号 |
20K02667
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 札幌大学女子短期大学部 |
研究代表者 |
小林 由希子 札幌大学女子短期大学部, その他部局等, 准教授 (70758812)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 育児不安 / 養育性形成 / 産後から切れ目ない保育 / 保育子育て支援システム / 保育先進国 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、わが国の児童虐待相談対応件数は年々増加傾向にあり、少子化が進行する一方で、母親の育児不安は高まっている。なかでも児童虐待による死亡事例は0歳児が半数を占めており、出産直後からの虐待予防と育児支援は急務である。 本研究は、産後の母親の育児困難の視点から現代の育児環境の実態を調査し、母親の個人的状況の詳細な聞き取りと母子関係発達の観察を併せて行い、これを質的に分析し、産後の育児困難の内容と求められる保育支援を明らかにする。また、現行の子育て支援制度を見直し、北欧などの保育先進国において既に構築されている産後から切れ目ない子育て支援政策の内容と新しい子育て支援システムの構築について検討する。
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