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分散型メンターシステムによる若年層教員のキャリア発達についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K02735
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関愛媛大学

研究代表者

山内 孔  愛媛大学, 教育学研究科, 教授 (60846054)

研究分担者 露口 健司  愛媛大学, 教育学研究科, 教授 (70312139)
増田 健太郎  九州大学, 人間環境学研究院, 教授 (70389229)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードメンター / メンティ / ウェルビーング / メンターシステム / サーベイフィードバック / OJT / メンターシステムキックオフミーティング / キャリア発達 / 職能成長 / 若年層教員
研究開始時の研究の概要

本研究では、教員の研修システムとして、分散型メンターシステムを提案し、固定型メンターシステムとの比較においてその効果測定を行う。固定型メンターシステムとは、メンターをベテラン教員に固定したものであり、分散型メンターシステムとは、状況に応じてメンターが変わり、これまでメンティであった若手教員がメンターとなり、全教員の職能成長を促す機能も備えたシステムである。本研究では、県内小中学校、計36校において、ターゲットである若年層教員の職能成長等について、愛媛大学教職大学院を核として愛媛県教育委員会、松山市教育委員会等と連携して研究を進め、成果を明らかにする。

研究成果の概要

本研究では、教員の研修システムであるメンター制度をテーマとして取り上げた。メンター制度とは知識や経験の豊富なメンターが未熟なメンティを対象に、キャリア形成と心理、社会的側面に対して、面談等を通して働きかけるシステムである。一般企業から始まった本システムを学校現場に導入することにより、それまで自然発生的に行われていた教師の指導力の継承が組織的に行うことが確認できた。さらにこのシステムの導入により、教師のウェルビーングも増加するということも確認できた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

教育の質の保障のためには、教師の指導力の向上が必要不可欠である。しかし、多忙な業務のため、研修に費やす時間や労力が不足しているという現実がある。そのような現状の中、今回のメンターシステムの導入事例を研究したことにより、教師の研修システムの在り方に一つの方向性を示すことができたのではないかと考える。組織的にメンターシステムを導入した現場では、教師の指導力やウェルビーングの向上が見られた。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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