研究課題/領域番号 |
20K02738
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
竜田 徹 佐賀大学, 教育学部, 准教授 (20708995)
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研究分担者 |
林 裕子 佐賀大学, 教育学部, 准教授 (10649156)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教員養成 / 高大接続 / 高大連携 / eラーニング / オンライン授業 / カリキュラム / 教員養成課程 / 教職課程 / 教師教育 / オンライン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,佐賀県内で実施されている継続・育成型高大接続カリキュラム「教師へのとびら」を研究対象とし,対面型授業とeラーニング受講とを融合させた学修形態の導入効果と,同カリキュラムを修了した高校生及び大学生の教職に関する資質・能力の変容を,縦断的に検証する。これらを通し,教職を目指す生徒・学生の成長において効果的な教育接続の具体的方策を明確にし,他大学への波及効果も見据えつつ,これからの教員養成に資する高大接続カリキュラムモデルを構築する。
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研究実績の概要 |
・本年度は,当初計画で2年目と3年目前期に実施予定としていた,<高大接続カリキュラムの長期的効果の検証>の一部に取り組んだ。また,当初計画で3年目後期に実施予定としていた,<高大接続カリキュラムモデルの精査・提案>に向けた情報収集および基礎研究に取り組んだ。 <高大接続カリキュラムの長期的効果の検証>……・高大接続カリキュラムの長期的効果を検証するためのデータ収集として,「教師へのとびら」修了生への追跡的インタビュー調査を2名を対象に実施した。2名とも,対面実施を中心とした「現行カリキュラム」を修了した大学生であり,他大学に進学した学生である。調査の結果,FE融合カリキュラムの有効性・波及性に関してはさらなる調査が必要であるものの,現行カリキュラムの持続的効果については一定の成果がみられた。 <高大接続カリキュラムモデルの精査・提案>に向けた情報収集および基礎研究……・現職高校教員及び中学校教員を対象に,「高大接続教育について~教員養成分野を中心に~」をテーマとした研修会を開催し,高大接続プロジェクトの成果発表と今後の改善に関する情報収集を行った。 ・学会参加を通し,他大学等で実施されている高大接続プロジェクトの事例を収集した。 ・教職分野に興味をもつ高校生や大学生を育成する文脈において効果的な教材となりうる「典型的な教師像」とは何かについて,国語教育の視点から明らかにする論文を発表した。また同様の文脈において自己学習力を育成する基礎となる学校カリキュラムの一例として,「学習センター」という教え方の意義を明らかにする論文を発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
・2年目と3年目前期(~2022年6月)に実施予定としていた「高大接続カリキュラムの長期的効果の検証」に関する追跡的調査のうち,オンライン受講を行った高校生への質問紙調査の分析,「教師へのとびら」を修了した現職教員への聞き取り,およびそれらの成果発表を行うことができなかった。いずれも最終年度に取り組み,FE融合カリキュラムの有効性・波及性を検証する計画である。
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今後の研究の推進方策 |
・2年目と3年目前期(~2022年6月)に実施予定としていた「高大接続カリキュラムの長期的効果の検証」に関する追跡的調査を効率的に実施するため,オンラインインタビューを積極的に取り入れる。 ・インタビューデータの文字起こしや資料整理のために研究補助アルバイトを雇用し,データ分析と成果発表を完了する。
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