研究課題/領域番号 |
20K02775
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
河野 順子 白百合女子大学, 人間総合学部, 教授 (80380989)
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研究分担者 |
古賀 洋一 島根県立大学, 人間文化学部, 准教授 (00805062)
廣口 知世 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 講師 (30963376)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 論理的思考力 / 表現力 / 幼小中連携 / 国際比較 / カリキュラム開発 / カリキュラム |
研究開始時の研究の概要 |
研究期間内に明らかにすることは以下である。①前科研で作成した幼・小・中に渡る論理的なコミュニケーション能力の発達系統案を幼小、小中の接続に着眼し精緻化を図る。②幼小、小中に渡る論理的思考力・表現力を参与観察・実験調査を通して心理学や教育方法学の知見を取り入れ、台湾の研究者・幼小中現場との共同研究・比較研究を取り入れ国際的視野から明らかにする。③①②で明らかになった論理的なコミュニケーション能力、論理的思考力・表現力を育成するためのカリキュラム案の精緻化とアクティブ・ラーニングによる授業開発を行う。④①②③を基盤にした幼小、小中の接続の課題を乗り越える科学的なカリキュラム提案。
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研究成果の概要 |
台湾の研究者、実践者による幼小連携研究との共同研究を継続し、これまでの日本で の幼小連携研究の成果との比較研究を行い、統合的分析による、論理的思考力・表現力のカリキュラムの整備を図った。具体的には、論理的思考力の育成のためのカリキュラム案の精緻化を図った。これまでの日本での論理的思考力の発達研究を基盤にしながら、台湾での調査、実験研究で得たデータを加えて、幼小の接続を重視した論理的思考力育成のための研究の精緻化を図った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は以下である。〇実践科学として参与観察・実験調査・検証に基づく新規のカリキュラムを提案する点、◯国際比較による保幼小の発達段階を加味した論理的コミュニケーション能力を中核に、論理的思考力・表現力の教科ごとの独自性と教科間のつながりを明らかにしたカリキュラム案を提案する点、◯大学研究者による教科間連携、国際比較、保・幼・小の連携、教育委員会との連携による新たな研究システムとして提案 する点、◯実践と理論の統合を図る点など、新しい実践科学的な教科教育学の研究を目指していることにおいて学術的である
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