研究課題/領域番号 |
20K02795
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
倉田 伸 長崎大学, 教育学部, 准教授 (80713205)
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研究分担者 |
松元 浩一 長崎大学, 教育学部, 教授 (20219497)
中村 典生 長崎大学, 教育学部, 教授 (70285758)
鈴木 章能 長崎大学, 教育学部, 教授 (70350733)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小学校英語教育 / 遠隔授業 / 授業スキル / 海外の学校 / 小学校外国語科 / スキル / 小学校外国語 / 海外 / 小学校英語科 / 国際教育 |
研究開始時の研究の概要 |
小学校外国語科における海外の学校との効果的な遠隔授業に必要な授業スキルを明らかにするため,1年目は海外の学校との遠隔授業の事例と授業スキルに関する調査を行い,2年目は必要な授業スキルをリスト化し,3年目は遠隔授業スキル到達基準を開発する.ここでの授業スキルとは遠隔授業と英語教育の両面から必要となる授業中の教授行動である.
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研究成果の概要 |
本研究では,小学校外国語科における海外の学校との効果的な遠隔授業に必要な授業スキルを明らかにするため,海外の学校との遠隔授業の事例と授業スキルに関する調査を行い,必要な授業スキルをリスト化・ルーブリック化した.まず,リアルタイムの遠隔授業において,6観点22項目の工夫点・留意点を抽出し,リスト化した.また,授業中の「コミュニケーション」と「フィードバック」に焦点を当てて,6つのスキルを整理した上でルーブリック化した.さらに,ビデオレター制作活動に必要なスキルにおいて,2観点8項目の工夫点・留意点を抽出し,リスト化した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究のような,海外の学校との遠隔授業に必要な授業スキルをリスト化・ルーブリック化することで,児童の外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方の育成に必要な指導者の授業スキルを明確化できる.その他にも,中学校・高等学校での英語教育の高度化・中国語や韓国語などの英語以外の外国語教育の高度化への応用,さらには,今後の小学校外国語科の教科担任制導入へ向けた先行知見の1つとなる.
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