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子どもの健康課題解決のための学校と専門職者等との連携・協働

研究課題

研究課題/領域番号 20K02801
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

釆女 智津江  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 客員教授 (30770903)

研究分担者 十一 元三  京都大学, 医学研究科, 教授 (50303764)
綿井 雅康  十文字学園女子大学, 教育人文学部, 教授 (80240472)
南 唯公 (中西唯公)  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (50582110)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード子どものメンタルヘルス / 健康課題 / 養護教諭 / 学校と専門職との連携協働 / 質問紙調査 / 課題解決 / 専門職 / 連携・協働 / 児童生徒のメンタルヘルス / SC / 連携協働 / 学校 / 専門職等
研究開始時の研究の概要

いじめや不登校などの健康課題が深刻化しているなか、申請者は、子どもの心身の健康に関する調査研究(全国調査)を行い、校内外の連携、体制づくりが十分進んでいないことや、専門家の知見を必要とするケースが多いことを明らかにしてきた。そこで、医療機関等の専門家等を対象に質問票調査とインタビュー調査を用いて現状と課題を明らかにし、効果的な連携方法の要因の分析を行い、連携・協働における関係者相互が求めている役割の明確化を図るとともに具体的な提言を行う。

研究実績の概要

23年度の実績としては、22年度に実施した質問紙の回収データの集計と統計的分析を実施し、日本児童青年精神医学会において口頭発表したことである。
以下、研究分担者、研究協力者の研究グループの実績に即してまとめた。
〇第10回検討会(5月29日(月)2名出席、於:Tree Takasaki(高崎市連雀町104) 議事:1.回答集計に関する分析と検討、2.学会(日本児童青年精神医学会)での発表に関する検討。〇第11回検討会(6月10日(土) 3名出席 於:NPO神経発達症研究推進機構(京都市左京区吉田河原町14 B5-1)、議事:1.質問紙調査の概要、および全体集計結果の概要、2.健康課題解決における役割分担に対する認識の校種間・職種間比較について、3.職種間連携・情報共有に対する認識の実態について、4.今後の分析方法に関する検討。 〇第12回検討会(6月27日(火)、2名出席、 於:Tree Takasak(高崎市連雀町104)、議事:1.回答間の関連分析に検討、2.研究倫理追加申請に関する準備。〇第13回検討会(7月25日(火)、2名出席、 於:Tree Takasak(高崎市連雀町104)、議事:1.報告書用の単純集計結果の確認と分析、2.追加分析(業者委託)の内容に関する検討。〇第14回検討会(8月18日(金)、2名出席、 於:Tree Takasak(高崎市連雀町104)、議事:1.SCおよび担任教諭の回答に関する単純集計結果の確認と分析、2.関連性分析に関する視点の整理。〇第15回検討会(1月6日(土)、3名参加、於:十文字学園女子大学 会議室(新座市菅沢2-1-28)、議事:1.調査結果全体の確認と分析について、2.報告書作成について。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本研究課題の進捗状況がやや遅れている原因として、第一に、新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、データ集種の調査方法を質問紙調査のみに研究計画を変更したことがあげられる。聞き取り調査でのデータ収集を想定していた事項についても、質問紙による取集を行うことになり、結果として、回答データの集計分析に時間を要することとなった。第二に、研究代表者が、23年12月から、入院加療が必要な状況となったことがあげられる。入院によって、面会禁止状態となり、研究遂行に必要な環境を整えることも不可能となり、結果として、一時的に遂行を中断せざるを得ないこととなった。

今後の研究の推進方策

2024年度は、研究期間を再度延長し、最終年度として研究課題のまとめの公表・発表を行う。本研究課題の主目的に即して、子どものメンタルヘルスに関する課題の解決にむけて、学校と専門職者等との連携・協働について、公立学校の小学校・中学校・高等学校を対象として、教職員とスクールカウンセラーとの連携・協働、および学校との専門機関との連携の実態・成果・課題について、量的データの側面から解明することを目指す。本研究課題の目的を踏まえ、適切な統計的な分析方法については、共同研究者および研究協力者と協議 (含む オンライン)しながら進め、成果報告書の作成を行う。さらに、成果の一部を関係学会で発表することで、子どものメンタルヘルスにおける学校と専門職との 連携・協働に関して報告および提言できるようにする。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 子どもの健康課題解決のための学校と専門職者との連携協働に関する検討(1)-課題解決を担う校内組織の分析-2023

    • 著者名/発表者名
      綿井雅康、釆女智津江、生天目聖子、十一元三
    • 学会等名
      日本児童青年精神医学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書
  • [学会発表] 子どもの健康課題解決のための学校と専門職者との連携協働に関する検討(2)-健康課題への役割分担に関する分析-2023

    • 著者名/発表者名
      綿井雅康、釆女智津江、生天目聖子、十一元三
    • 学会等名
      日本児童青年精神医学会
    • 関連する報告書
      2023 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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