研究課題/領域番号 |
20K02882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
中西 康雅 三重大学, 教育学部, 教授 (00378283)
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研究分担者 |
谷田 親彦 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (20374811)
大谷 忠 東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (80314615)
下村 智子 三重大学, 教養教育院, 准教授 (80557984)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 技術教育 / 教師教育 / PBL教育 / STEM教育 |
研究開始時の研究の概要 |
国内の教員養成制度や研修制度を鑑みた時,教科に関する教師教育者は必要とされているにもかかわらず,教科に関する教師教育者の専門性開発に焦点をあてた研究はほとんど行われておらず,技術科教育については管見の限り存在しない。 また,我が国では大学の教員養成課程の教員になる過程が多様であるものの,いずれの場合においても教員養成を担うために必要な教育がほとんど行われておらず,制度も確立されていないことが課題といえる。 そこで本研究では,国内の教員養成・育成に携わる教員と教育課程の実態調査,国外の教師教育者研究の実地調査に基づいて,技術科の教師教育者に求められる専門性とは何かを明らかにすることを目的とする。
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研究成果の概要 |
技術科の教師教育の専門性開発において,教育内容や教育方法に関して,高等教育における工学教育との接続や違いについて検討する必要がある。国内における工学教育の課題は,①工学に関わる知識・能力を統合し,具体的な工学実践の場面で活用できる能力(社会実装)の育成,②分野の多様性を理解し,異分野との融合・学際領域の推進も見据えることができる幅広い知識・俯瞰的視野にあることを明らかにした。そのため、分野横断的な学習活動の展開や、社会実装能力の育成を視野に入れた問題解決的な学習過程を編成する能力の育成が必要であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
工学実践の場面で活用できる能力を育成するために採用されることの多いプロジェクト型のPBL教育に注目し教材研究を行った。本研究では,オランダのマーストリヒト大学において採用されている「セブン・ジャンプ」と呼ばれる学習プロセスを展開するPBL教育を導入し,学生が7-Stepを繰り返し体験することにより,学習スキル(問題の発見,資料や情報の探索,集めた情報の分析,他者との討論など)の向上に寄与することを確認した。
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